慌てん坊のサタンクロース 8 ページ48
〜〜帰り道〜〜
Aside
A (なんとかジーたんから爺たんのアークを取り返せた…)
アキノリ 「う〜ん それにしても気になるな〜」
ナツメ 「気になるってなにが?」
アキノリ 「ほら サタンクロースを倒した時さ、なんか黒っぽいものが体から出て行っただろ?」
トウマ 「確かにあんなの見たことないよね?」
アキノリ 「まるでサタンクロースに取り憑いていたみたいだったけど…」
? 「それこそが新たなる脅威だ」
皆-? 「!」
よく見るとビルの上にカイラがいた
アキノリ 「カイラ様!」
〜〜夕方 ビルの屋上〜〜
カイラ 「今この町に広がりつつある脅威 それは人や妖怪の心の揺らぎにつけ込むウイルスのような存在だ」
アキノリ 「ウイルス?」
カイラ 「そうだ 人や妖怪の心に眠る後悔や恨みを増幅させるものだと思われる」
ナツメ 「きっとそのせいで爺たんも悪いことしていたんだ」
トウマ 「だね」
カイラ 「私はこのウイルス はるか昔より存在すると言われている邪悪な妖怪 空亡が関係していると見ている」
ナツメ 「そら…なき?」
カイラ 「人々の憎悪を編んで生まれたという悪しき存在 それが空亡だ」
アキノリ 「言ってみればあのウイルスは空亡ウイルスってことか」
カイラ 「とにかく警戒が必要だ お前たちに狙いを定める日もいずれ来るやもしれん」
皆-カイラ 「え?」
アヤメ 「でもどうしてこの町に…」
〜〜夜 酒呑童子たちは〜〜
洞潔 「現れたようですね 姫を狙う新たなる敵が」
酒呑童子 「ハッ どいつが来ようと姫は俺たちがお迎えする そして妖魔界を奴らが統べる時代は終わる 妖魔界は姫が支配するんだ」
〜〜橋の上〜〜
Noside
カイラ (この町で何かが起きようとしている お前は今空亡を追っているのか?エンマ)
〜〜エンマ大王たちは〜〜
エンマ 「フッ」
エンマ大王とぬらりひょんは砂漠にいた
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作者名:妖姫 | 作成日時:2019年4月3日 21時