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呪いのAIアシスタント 1 ページ3

〜〜妖怪探偵団 事務所〜〜
Aside
アキノリ 「ヘイ!セバス 今何時?」

セバス 「ただいまの時刻は午後3:35です」

ケースケ 「なにそれ?」

ナツメ 「あ、音声アシスタントアプリ?」

アキノリ 「そう 人工知能アシスタントセバス 今では世界中で使われているんだ」

ケースケ 「他にどんな使い方をしているの?」

アキノリ 「そうだな…俺が使うのは道案内とかかなヘイセバス サクラシーサイドモールへの行き方を教えて」

セバス 「かしこまりました」

ケースケ 「へぇ〜 凄いんだね〜俺にもアシスタントとかお手伝いさんがいたらいいな〜」

ウィスパー 「呼びました?」

ケースケ 「! わぁ〜っ!」

ウィスパー 「も〜う ケースケきゅんには私というスーパー有能イケメン完璧妖怪執事がいるのにお手伝いさんがほしいとか言っちゃダメでウィス!」

ミッチー 「ハッハッハ〜 ウィスパーが執事とかナイスジョークだ」

ジーたん 「執事 なに?」

ウィスパー 「フッいいでしょう この機会に改めて執事のなんたるかをみなさんに教えてあげましょう 執事とは!」

そう言ってウィスパーは羊?のハンドパペットを取り出す

ウィスパー 「フワッフワモコモコした毛を生やしメェーッと鳴く生き物のことでウィス いやいやそれは執事じゃあなくて羊でウィス …って!誰もツッコンでくれないからボケ通した上に自分でツッコミ入れちゃったじゃあないですか!」

トウマ 「あの、ちょっといいかな?」

ウィスパー 「ウィス?」

トウマ 「それって羊じゃあなくてヤギだよね?」

ウィスパー 「え?」

アキノリ 「本当だ」

ケースケ 「ヤギだ」

A 「ヤギだね」

ジーたん 「ダゼ」

ウィスパー 「あ…えっとちょ…ちょっと待ってください 執事とは!」

アキノリ 「ボケをやり直すなよ」

ケースケ 「まぁ執事はどうとかはともかくセバスの方がウィスパーよりず〜っと優秀だって事はわかったよ」

ウィスパー 「そ…そんなことはないでウィス」

アキノリ 「でもさぁ〜 実はセバスにはちょっとした噂があるんだよ」

皆-アキノリ 「?」

アキノリ 「最近うすらぬらにセバスに関する書き込みが増えているんだ セバスに呼びかける時セバスさんって呼ぶと別のアシスタントアプリが返事をすることがあるらしい」

ケースケ 「セ…セバスさん?」

アキノリ 「うん普通だったら ヘイ!セバスさん」

セバス 「私の名前はセバスです」

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作者名:妖姫 | 作成日時:2019年4月3日 21時

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