アヤメ、散る 1 ページ20
〜〜とある山奥〜〜
ハルヤside
ハルヤ 「ここに姫の求める伝説の男がいる」
ハルヤと洞潔は小屋の中に入る そしてそこにある木箱を開ける
ハルヤ 「フッ まぁ何百年も前の人間ならまともな姿で残ってるわけないか だがこれで姫の力を覚醒させることができる」
洞潔 「本当にそうでしょうか」
ハルヤ 「?」
洞潔 「覚醒のために妖聖剣を集めるのではなく力を蓄えるためと称して人間の男たちを襲いさらにこの様な骸まで必要などと やはり姫乃アヤメは…」
ハルヤ 「洞潔」
洞潔 「!」
ハルヤ 「確かにお前の気持ちは分からなくもない だが今は姫を信じるのみ」
〜〜ビルの上〜〜
アヤメ? 「フフッようやくあのお方に会えるのね数百年の長きに渡り待ちわびた伝説の男」
そう言うアヤメ?の影はまるで巨大な蜘蛛のよう
アヤメ? 「あぁ早くお会いしたい!」
ピロン ピロン (通知音)
アヤメ 「あれ?あっメッセージ?アキノリ君からだ!」
アキノリ 「明日が楽しみすぎて寝られません」
アヤメ 「フフッ」
〜〜夜〜〜
A 「!なに?嫌な予感がする…まさか女郎蜘蛛が? 気をつけなきゃ」
〜〜翌日 元町タワー前〜〜
Noside
アキノリ (まさか まさかアヤメさんと二人きりでお出かけできる日が来るなんて!)
アヤメ 「アキノリ君〜!」
アキノリ 「! ア…アヤメさん!」
アヤメはアキノリに駆け寄る
アキノリ (アヤメさんあなたこそ地上に舞い降りた天使 いや女神)
アヤメ 「お待たせしちゃってごめんなさい」
アキノリ 「い…いや〜僕もついさっき来たばっかりですから」
〜〜ベンチの陰〜〜
ジーたん 「あれ嘘 アキノリ朝から来てた」
ナツメ 「ジーたん シッ!」
ウィスパー 「まぁ初デートですから男子は緊張しすぎて早く来てしまうのはお約束でウィス それでは後をつけるとしましょうか」
ナツメ 「ストーップ!」
ウィスパー ジーたん 「?」
ナツメ 「せっかく二人きりにしてあげたんだから邪魔しないでアキノリを見守ること」
ウィスパー ジーたん 「え?」
ケースケ 「どうゆうこと?」
ナツメ 「私たちも元町タワーに行かないかって誘われたんだけど断ったの アヤメちゃんと二人きりにしてあげようと思って」
ケースケ 「そっか!アキノリがアヤメさんのこと好きだってもうバレバレだもんね」
トウマ 「なるほどそうゆうことだったのか」
ケースケ 「え!トウマ…」
ナツメ 「気づいてなかったの?」
A 「私も気づかなかった…」
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作者名:妖姫 | 作成日時:2019年4月3日 21時