悲劇のブラッディクローバー 7 ページ17
Aside
〜〜回想中〜〜
カラス 「カーカー」
エリカ 「蛇さんをいじめちゃダメ〜!」
カラス 「カー」
エリカ 「もう大丈夫よ」
ツチノコ 「僕はあの日ここでエリカちゃんに助けてもらった エリカちゃんが元気になるにはすごく大変な手術をしなくちゃいけないらしいんだけど僕にはどうすることできなくてそんな悔しい気持ちでいたらある時自分が妖怪になってる事に気づいたんだ 妖怪ツチノコになった僕は人間の持つ幸運の力を集めてエリカちゃんに渡す事にしたんだ そうすればきっと手術は成功するそう信じて」
〜〜回想終了〜〜
アキノリ 「まぁ気持ちは分からなくもないけどな」
トウマ 「そのために他の人を不幸にするのは違うんじゃあないかな」
ツチノコ 「わかってる でも僕にはこれしか…これしか思いつかなかったんだ」
ナツメ 「…奪われた幸運ってもう戻らないの?」
ツチノコ 「それは大丈夫 一週間くらいで元に戻るよ」
アヤメ 「一週間⁉」
ツチノコ 「実は一週間後にエリカちゃんの手術があるんだ お願いだから見逃して!終わったら僕を好きにしてくれていい だからお願い!」
ナツメ 「一週間か…我慢してみる?」
アヤメ 「うん」
トウマ 「一週間危険に身をさらす事になるんだよ」
ケースケ 「…俺もエリカちゃんを助けたい だから姉ちゃんとアヤメさんは俺が守るよ!」
ナツメ 「ケースケ…!」
ミッチー 「偉いぞそれでこそナツメさんの弟だ!」
アキノリ 「ま、アヤメさんのボディーガードは俺を置いて他にいないか」
トウマ 「他にブラッディクローバーに触った人はいるはずだからみんなで手分けして不幸から守ろう!」
ナツメ 「だね!」
A 「うん!」
アキノリ 「妖怪探偵団 全員出動だな!」
ウィスパー 「他の妖怪のみなさんにも連絡しておきました」
ツチノコ 「!」
ナツメ 「不幸の件は私たちでなんとかするからあなたは絶対エリカちゃんを助けるのよ!」
ツチノコ 「はい もちろんです みなさんありがとう!」
〜〜妖怪探偵団の頑張り〜〜
朱雀とアキノリは植木鉢が落ちてくるのを風で飛ばす
ミッチーはボールが飛んできたのをキャッチする
ジーたんはマンホールの蓋が開いているところを塞ぐ
弁慶に憑依したトウマは落石からバスを守る
〜〜こうして妖怪探偵団は次々と不幸から人々を守る〜〜
〜〜夜 エリカちゃんの病室〜〜
ツチノコ 「エリカちゃん僕が集めた幸運の力だ だから絶対良くなって!頑張ってエリカちゃん」
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作者名:妖姫 | 作成日時:2019年4月3日 21時