悲劇のブラッディクローバー 2 ページ12
Aside
アキノリ 「クローバーの中に血のように真っ赤な色をした物があるらしい でももしそれを摘んでしまうとその人は一生不幸になる呪いをかけられるんだって それは真っ赤な血のような色をしているのでブラッディクローバーと呼ばれているらしい」
ケースケ 「え…ちょ勘弁してよ この中にブラッディクローバーがあったらどうしよう」
ケースケは四つ葉のクローバーがたくさん入ったトレーを漁り出す
A 「私も探すね」
アキノリ 「それにしても悲劇のブラッディクローバーか」
トウマ 「一体正体はなんなんだろう?」
アキノリ 「そうだな…太古から伝わる黒魔術で生み出した魔法生物とか あるいはジャングルの中で謎の植物に襲われた探検家の成れの果てで真っ赤な葉っぱの奥では苦しみ悶える声を出し続けているとか」
ケースケ 「やめてよ 四つ葉のクローバー探せなくなるじゃん!」
アヤメ 「あんまり脅かしちゃダメよ」
アキノリ 「ごめんごめん」
トウマ 「でもこんな書き込みがあるんだからもう探さない方がいいんじゃあないかな?」
ナツメ 「マナミちゃんたちにも言った方が良いかも」
A 「そうだね」
ケースケ 「まぁ俺は別に信じちゃあいないけど姉ちゃん達がそこまで言うなら伝えてこようかな」
私たちはマナミちゃんたちに伝えに行くグループ[ナツメ アヤメ ケースケ]
とブラッディクローバーの調査を行うグループ[トウマ アキノリ ウィスパー A]に分かれた
〜〜家の前〜〜
アキノリ 「ここがうすらぬらに書き込みした子の家だ」
〜〜家の中〜〜
アキノリ 「君がショウコちゃんだね」
ショウコ 「うん あの赤いクローバーに触った日からずっと不幸なことが続いてるの」
アキノリ 「偶然じゃあないんだね」
ショウコ 「だったら良いんだけど…」
ショウコちゃんはマグカップを手に取った
だがそのマグカップの持ち手が外れてショウコちゃんが立ち上がったはずみでランプが倒れて来る
トウマ 「危ない!」
それをトウマが戻す
トウマ 「大丈夫?」
ショウコ 「ずっとこうなのあの赤いクローバーを掴んで以来」
ショウコちゃんは泣き出してしまう
A 「大丈夫ですか?」
ウィスパー 「フンフンフン ちょっとトウマ君 なにやらあの子から妖気の匂いが漂ってきますよ」
トウマ 「本当に?」
ウィスパー 「ウィス!」
トウマ 「アキノリ 妖魔レーダーでショウコちゃんを調べて」
アキノリ 「わかった」
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作者名:妖姫 | 作成日時:2019年4月3日 21時