幻王様が人間界に降臨した様です 2

復活！剣武魔神朱雀 4 ページ4

Aside
朱雀 「待て 麒麟！」

麒麟 「問答無用！」

そう言って麒麟はアキノリたちに妖力でできた玉を打つ

玉が当たったところが大きく凹む

アキノリ 「あっぶね〜 あのやろうよくも こっちも負けねぇぞ！ ハァッ」

アキノリは麒麟に向かって妖術を使う だが麒麟は避ける

麒麟 「無駄だ」

朱雀 「やはり向こうの山にあるスザク蒼天斬がなければ勝ち目はないか」

麒麟 「？ どうやら他の人間がスザク蒼天斬を抜こうとしているな」

アキノリ 「！ トウマたちか」

A (でもトウマたちにはスザク蒼天斬を抜く事はできない)

朱雀 「スザク蒼天斬は我が選んだ者 すなわちアキノリにしか抜く事はできない」

麒麟 「落ちぶれたな 朱雀よ」

朱雀 「なに？」

麒麟 「そのような未熟者にアニマス天承鏡を授けるとは 同じ幻獣として今の貴様は見るに耐えん この場で葬ってやろう」

麒麟はまた妖力でできた玉をアキノリに打つ

それを妖術で防ぐアキノリだが妖術でできたガードは割れてしまう

アキノリ 「うわぁっ」

朱雀 「アキノリ しっかりしろ」

アキノリ 「くそ…もし飛ぶことができれば向こうの山に行けるのに…」

朱雀 「！ それだ！」

そして朱雀は小鳥の姿から幻獣の姿になる

A (なにをする気？)

麒麟 「まだそのような力が だが死にかけのその体でなにができる」

朱雀 「見せてやろう アキノリ！ 飛べ〜！」

そう言って朱雀は風を起こしてアキノリを向こうの山に飛ばす

アキノリ 「ちょ…ちょま… うわぁ〜」

A (なるほどね)

私はアキノリについていく

〜〜その頃 ナツメたちは〜〜

ケースケ 「痛ててて」

トウマ 「ダメか」

ナツメ 「どうすれば抜けるんだろう？」

？ 「うわぁ〜」

トウマ 「？ なんだろうあれ」

ウィスパー 「鳥だ！」

ミッチー 「飛行機だ！」

ケースケ 「いや、アキノリだ！」

ナツメ 「え？」

アキノリ 「あああぁ〜」

ナツメ 「ウィスパー！ お願い！」

ウィスパー 「ウィス アキノリきゅん 今私が受け…」

ドガッ

A (ウィスパーとアキノリが衝突…かなり痛そう)

そしてアキノリは逆さまに落ちていく

トウマ 「あぁ！」

ケースケ 「アキノリ！」

ナツメ 「ミッチー！」

ミッチー 「合点！ ジャーンプ キャッチ！」

アキノリ 「あ…」

ミッチー 「ナツメさ〜ん いかがですか？見事にキャッチ…ノズチッ」

A (次はウィスパーとミッチーが衝突 しかも頭から…)

ミッチー 「ハヒーン」

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