幻王様が人間界に降臨した様です

顔どろぼう 6 ページ32

〜〜イベント会場の外〜〜
Noside
アキノリ 「おいシブメン犬 どうしてあんな悪さをしていたんだ？」

シブメン犬 「若い頃の俺はシブメン犬じゃあなかった イケメン犬だった」

ナツメ 「へぇ〜」

シブメン犬 「だが時の流れってのは止められるものじゃあねえ 歳をとった俺はいつしかシブメン犬となり若さを羨むようになっちまった そして気づいた時には若いイケメンたちを襲う 妖怪メンクイーターになっていたのさ 妖力で生んだアプリを餌場にしてな… ハッ とんだ老犬だぜ」

アキノリ 「いや本当に」

ケースケ 「てか妖力でアプリ作れるんだ」

トウマ 「宣伝もしていたし」

ウィスパー 「その力 他の何かに活かせなかったんでウィスかね〜」

アヤメ 「でもシブメン犬さん 渋いのも素敵だと思いますよ」

A 「えぇ 渋いは渋いで魅力がありますから」

シブメン犬 「ハッ 嬢ちゃんたち 大人をからかっちゃあいけねぇよ」

ケースケ 「物凄く嬉しそうですけど〜」

アヤメ 「きっとまだまだ活躍できると思いますよ だってかっこいいもん」

アキノリ 「え⁉」

シブメン 「ハァッ 夜の街が呼んでるぜ〜！」

アヤメ 「元気出たみたいだね」

ナツメ 「単純なやつ」

〜〜イベント会場 屋上〜〜

ハルヤ (姫乃アヤメ間違いない)

〜〜夜 路地裏〜〜

シブメン犬 「あぁ〜っ 最高だぜ 夜の街は〜」

？ 「ごきげんね〜 渋いお顔の旦那〜」

シブメン犬 「なんだ俺に惚れちまったのか？ な…なんだお前 やめろ！ ウワァーッ」

A 「な…なんて酷いことを」

？ 「おやぁ？お前 私が見えるのかい？」

A 「えぇ」

？ 「そうかい それじゃあお前の魂もいただくとするかねぇ〜」

A 「それは無理な事ね」

パンッパンパンッ

？の周りで小さな爆発が起きる

？ 「！ な、なんだいこれは⁉」

A 「我には手出しはできぬだろう」

Aが去る

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