幻王様が人間界に降臨した様です

あぶない海水浴 5 ページ11

〜〜アキノリとアヤメが海に入り調査中〜〜
Noside
トウマ 「二人だけで行かせて良かったのかな」

ナツメ 「アキノリがどうしても二人だけで行くって譲らなかったからね」

A 「あれはすごかったです」

ナツメ 「てか、それってアキノリのスマホでしょ？何でケースケが持ってるの？」

ケースケ 「アヤメさんとのツーショットを撮影してくれって頼まれたんだよ」

ウィスパー 「必死ですね〜」

〜〜その頃 アキノリとアヤメは〜〜

アヤメ 「夕方の海も気持ち良いね」

アキノリ 「ですね〜 しかも不思議なくらいスイスイ進んじゃうし」

〜〜Aたちは〜〜

ウィスパー 「随分ペースが速いでウィスね」

ナツメ 「二人共〜 ブイに近づき過ぎないようにね〜」

A 「お気をつけください！」

トウマ 「流されてる？」

ウィスパー 「ウィス？」

ナツメ 「え？」

トウマ 「昨日聞き込みした時 この辺は潮の流れが速いから気をつけろって言われたんだ」

ケースケ 「そうだ 学校でも同じこと注意された」

ウィスパー ナツメ 「え〜」

ナツメ 「アヤメちゃん アキノリ すぐに戻って〜」

A 「危険です！」

ケースケ 「うわぁ」

ナツメ 「何アレ」

アキノリ アヤメ 「？」

アキノリ 「ウワァ〜」

アヤメ 「キャー」

アキノリ 「な…何だこれ〜」

ケースケ 「出た」

トウマ 「あれが例の青白い腕か」

ナツメ 「アヤメちゃん！アキノリ！」

アヤメ 「どうしよう」

アキノリ 「任せて」

アキノリはそう言って妖術を青白い腕に当てる

アヤメ 「アキノリ君 凄い」

アキノリ 「これくらいどうってこと…」

また青白い腕が二人を襲う

そしてアキノリは肩を青白い腕に捕まれる

アヤメ 「アキノリ君」

そしてアヤメにも青白い腕が襲いかかろうとした

アヤメ 「わぁ〜 やめてっ」

そう言ってアヤメは妖術を使う

そしてアヤメが使った妖術はアキノリを捕まえていた青白い腕に当たりその青白い腕は消える

アキノリ 「？ 今のアヤメさんが？」

アヤメ 「な…なんか出たよ？」

アキノリ 「俺は何年も修行してやっとできるようになったってのに…」

トウマ 「今のって」

ナツメ 「アキノリと同じ妖術？」

A (妖術は普通の人には使えないのに…)

ボウッとまた青白い腕が二人を襲う

ケースケ 「また出た」

？ 「行かせるか〜帰れ〜」

アキノリ 「動画に録音されていた声だ」

アヤメ 「うん」

ナツメ 「助けなきゃ」

A 「えぇ」

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