啓司とケンチと哲也と ページ15
ケンチ「なに、珍しいんじゃん、啓司から呼び出すとか」
啓司「悪ぃな、ケンチ」
次の日。
20人体制最後のE-girlsのライブリハに向かったAを送り出し啓司はケンチを自宅に招いた。
ケンチ「俺はいいけどさ、なに、どうしたの?」
啓司「あのさ、もし、もしさ、自分が一生かけて守るって決めた奴に遠くに行くから別れてくださいって言われたら、ケンチなら別れる?別れない?」
ケンチ「は?…どうしたの、ほんとに。なんかあった?」
啓司からの突然の問いに驚き少し笑いながら出してくれた飲み物を飲んだケンチ。
啓司「昨日さ、別れ切り出されたんだよね、Aから」
ケンチ「……まじ?」
啓司「ん。」
ケンチ「で?なんて答えたの?」
啓司「別れる気はサラサラねぇ…って答えた」
ケンチ「…じゃあ、それでいいんじゃないの?」
啓司「でも、なんかA、納得のいかない顔になってたんだ。」
ケンチ「だからそれが正しかったのか悩んでいると、そういう事ですか?啓司さん?」
啓司「……そう」
ケンチ「まずその前にさ、俺はその場にいたわけじゃないから全くなんでそうなったのか分かんねぇ。教えてくんない?」
啓司「Aさ、E-girlsから抜けてDreamからも抜けたらEXILEが再始動するまで…だから7ヵ月?の間LAで過ごすって。」
ケンチ「あぁ〜。って事は、Aは自分がいなくなる間、啓司が他の女を作る可能性があるし自分もそうなるかもしれないから前もって別れておきたいと、そういうわけか」
啓司「そう。……珍しく頭冴えてんじゃん」
ケンチ「うっわ、うっざ!せっかく人が親身になって聞いてあげてんのに。」
啓司「悪いって」
ケンチ「……Aの気持ちは硬いんだ、じゃあ」
啓司「うん。もうHIROさんにも話は通ってるって。」
ケンチ「じゃあソロ活動もあっちで?」
啓司「うん。…ほら、ATSUSHIさんもいるし」
ケンチ「あ〜、なるほどね〜」
啓司「で、ケンチだったら、どうしてた?」
ケンチ「俺?…ん〜、多分、啓司と同じこと言ってるかなぁ…」
啓司「離れるつもりは無いって?」
ケンチ「そうそう。…だって、そうじゃない?死んでも離したくないって決めた女が別れてくださいって言ってるんだよ?」
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おと - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 物語読んでいた気が付いたのですが...。 ページ23のここの台詞 @________ やば〜い!SuzuとRinだ! これ名前が反映されていないのですが...。 物語読みました。 更新待ってますね。 (2017年8月12日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
おと - このままだと変な誤解を招きそうなので...。 別にハーフさんが嫌いとかそういう意味じゃないですからね。 物語を読む際に主人公ちゃんを自分に置き換えて読んだ時にハーフさんだったらなんか嫌だなと思ったのでコメントに書かせていただいただけですので...。 (2017年8月9日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
おと - なんか失礼致しました。 (2017年8月9日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
おと - なんか失礼致しました。 (2017年8月9日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
おと - 続けてのコメントですみません。 こんばんは(*^^*) お久しぶりです(笑) 物語読みました。 今回の主人公ちゃんはハーフさんなので今度別の作品で読むことがあったらその時はハーフさんではなくて日本人の女の子が主役の作品を読めたらなと思いました。 (2017年8月9日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:どこかのムスメ | 作成日時:2017年7月23日 17時