欠陥が3つ ページ5
えーこのたびは
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ヒュン
貴「！？」
私の横を通り過ぎたのは
あり得ない速さのボールだった
そして地面に着いたボールは
ドォン
あり得ない音を出し、高く跳ねた
そして地面には少しの凹みがあった
私がこの本丸に来たのはこの本丸ができて6年目、
つまり大体がカンストしたり、極になっていた
だから来たばかりの私は避けるので精一杯
しかし、いくら来たばかりとはいえ短刀、
それなりに素早さがあっても良いはずなのに少し遅いと感じた
この時から嫌な予感がした…
蕣side
今私は鍋島が来たことにより嬉しさmaxだった
そして、鍋島のステータスを見ているとあることに気付いた
主「あれ、何でこんなに起動が少ないの？」
打撃などがその分強いのかと思えばそうでもなく
むしろ、他の短刀より少ないの
一度公式で鍋島のステータスを見ると、うちの子の方が圧倒的に少なかった
一度政府に問い掛けるか
主「すまない、長谷部いるか？」
シュン
へ「お呼びでしょうか、主」
主「急用ができてね、少し政府に行ってくるよ」
へ「かしこまりました、お気を付けて…」
そして政府に着き受付で役人を呼び出し早速鍋島の事を話した
すると…
黄梅「それは、あれだ『バグ』だな」
主「………は」
黄梅「いやだから、バグだよ
何も、お前の刀だけじゃない、他の本丸でも起こってる」
主「そうなのか…」
黄梅「とにかく、バグが見つかったなら、報告しなくちゃならねぇ
後日書類渡しに行くからな」
主「分かった」
何故だろう、心がモヤモヤする
黄梅「あ、そうだ
バグがあるってことは、それだけ他の刀剣より劣ってるって事だ
つまり…」
主「つまり？……」
黄梅「主であるお前がサポートしてやれって事だ」
主「……分かった！」
そうだ、鍋島は他より不慣れな事もこれから増えるだろう
だったら主である私が支えなくちゃ！
いつの間にか心のモヤモヤも晴れ、気付けば本丸に帰って来ていた
さて、まずは鍋島にこの事を伝えなくわな…
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追加設定
黄梅(おうばい)
男
蕣の役人
結構、きだるげな感じの性格
でもやるときはやる
25歳
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作者名：ブイズ | 作成日時：2018年1月9日 15時
