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恋の教え【その2】 ページ2
『運命、信じないですか？？』
少しおかしな日本語
真っ赤になった足先
白い息の出る小さな唇
彼女は大きくて真ん丸な目で俺を見てきた。
「し、信じねぇよ！」
『恋人できたことあるですか？』
「お前と違って俺は普通に生きてるから普通の彼女くらい普通にできるよ」
『普通ってなんですか』
「お前と真逆のことだな」
『…つまらない人ですか？』
「つっ…！」
こいつ、自分をどれだけ過信してるんだ。
「とにもかくにもだな！そのままだと死ぬからこれ巻いてろ！！」
やばいやつにこれ以上構われたくない。
ただそれだけ。
俺は女に自分の巻いていたマフラーを顔が埋もれるほどに雑にまいて逃げた。
妙に女に心を奪われかけたから、なんて多分違う
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作成日時：2018年12月27日 23時
