★epilogue ページ20
1年が経ち、私は高校3年生になっていた。
あのあと黒いインクに飛び込み、元の世界に戻ってくると、それはもう何事も無かったかのようにいつも通りの日常が待っていた。
そこから1年、私は忙しくも充実した日々を送ってきていた。でもやっぱり、ときどきあの時のことを思い出してはワクワクしたり、寂しくなったりしてる。
喪失感が無いといえば嘘になるけど、少しずつ記憶は薄れ、Sans達は“好きなゲームの登場人物”という距離感になりつつあった。少なくとも“好きな人”ではない。
きっと彼らは、私たちの世界の隣にいて、今日も元気にやっているのだろう。
ふと勉強の手を止めてはそんなことを思う毎日。
私はまた、ごく普通の女子高生に戻る――――――
――――――はずだった。
ある日家に帰って自室に入ると、壁には大きな黒いインクのシミ。
彼らが私を呼んでいるんだ!
私は荷物をそこらに放り出し、向こう側へ飛び込んだ。
「あ!Aちゃん!待ってたよ!」
〜END(or ……To be continued?)〜
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ぬん(プロフ) - この作品が自分の初めて見る占ツクの小説でした!!2年前位の事ですけどね,,,この作品に出会えて本当に良かったです!!! (2022年5月22日 22時) (レス) id: 10faccd952 (このIDを非表示/違反報告)
auずきの人 - ヴヴゥ泣き倒れシチャッタヨォォォォ神だーーーーー!!!!こんなァーーハッピーエンドーーーーずるいょよよょよ (2021年6月8日 21時) (レス) id: c54597a49c (このIDを非表示/違反報告)
みかん - うわああああああ!こんな神作作っていただきありがとうございますぅー! (2020年10月31日 20時) (レス) id: cd139ae848 (このIDを非表示/違反報告)
れい - こんなにいい物語を読ませて頂きありがとうございます!応援してます! (2020年7月29日 16時) (レス) id: 1655cf841d (このIDを非表示/違反報告)
木下 - 感動でしかないですううう!!!!これからも頑張ってくださいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!! (2020年5月16日 11時) (レス) id: 1f551fcc34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろーるけぃき | 作成日時:2018年1月28日 17時