1デス目 ページ3
『……ここ、は…草?え、アレ何でっかい切り株?…え、巨人でも座るの?』
目が覚めると広い草原…というか丘?にいた。
真後ろを見ると、巨大な大木の切り株(樹齢うん百年所じゃないね、絶対)があった。
そんな切り株をしげしげと眺めていると丘の下の方、つまり背後から声がする。
?「おい、あんた!そんな所で何してんだ!」
『へ?』
振り返って確認する、ここの住人?のえっと…明らかに人外だから……モンスター?に声をかけられる。取り敢えず近くに行くか
『呼びました?』
住人「あんた、見ない顔だな?」
『あー、僕は通りすがりの旅人ですよ〜。』
ニコニコと笑顔を貼り付けて住人らしきモンスターの質問に答える。
住人「ふーん…取り敢えず、あの木には近付かない方が身の為だぞ。」
『ご忠告、痛み入ります。それでは。』
何だか居心地が悪くて早足でその場を去る。
人目に付かないようにあの切り株のそばまで戻ると、黒い人影が見えて咄嗟に身を隠す。
…よく見ると背中から触手が生えてる、のかな?うようよしてる。なんだっけ、転生前にどこかで見たような……
人影は此方を見つめて…背中の触手が一直線に僕に向かって伸びて
人影「尾行か?…この世界では見ない顔だが。」
逆さまに吊るされて捕まった。
『あー…、降ろさなくていいから逆さまは辞めてくれませんか?』
これ、二度目の転生後初ピンチでは?いや、でもこの人…じゃないモンスター……スケルトン、なんだよな?すごい黒いしドロドロだけど。……転生前の記憶曖昧過ぎかよ。恨むぞ僕。いや、アイツだ。あのコシヒカリがわざわざMinecraftの方に転生させるからだ。人間誰しも時間の経過で出来事を忘れるんだぞ、ふざけんな。絶対AUsansの誰かだってまじで思い出せ僕。
そんな下らない考えを巡らせていると目の前のスケルトンが口角を上げる。
sans?「……お前、中々いいネガティブを持っているな。それも、恐怖や怯えなんかじゃない…苛立ちに恨み…」
え、待って。ネガティブ……感情……大木の切り株……sans……
mare様じゃねーか、mare様じゃねーか。(とても大事な事だから二回言った。)
mare「なんで急に真顔に…おいお前感情が消え…」
『僕今日が命日かも知れない。てかもう死んでた』
あれ、妙に落ち着いてるな僕。…ほとんど何も感じない。
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さき。(プロフ) - クラフティアさん» 成る程…分かりました! (2020年5月24日 12時) (レス) id: 53f4634417 (このIDを非表示/違反報告)
クラフティア(プロフ) - さき。さん» コメントありがとうございます!それについてはこっちの事情で少し編集しまして…登場人物設定はちゃんと改善させます……。 (2020年5月24日 12時) (レス) id: 71402c9f35 (このIDを非表示/違反報告)
さき。(プロフ) - 更新ありがとうございます!!!楽しみにしてました!!ところで、あの…名前が変換?というか、名前のところが(お名前)になってるんですけどこれって私のバグですかね…?あ、更新楽しみにしてます!!頑張って下さいね!! (2020年5月24日 11時) (レス) id: 53f4634417 (このIDを非表示/違反報告)
クラフティア(プロフ) - リスナーさん» ホントにもうありがとうございますっ!! (2020年5月23日 21時) (レス) id: 71402c9f35 (このIDを非表示/違反報告)
リスナー - えっ、、、、好きです (2020年5月12日 19時) (レス) id: 4b45674a3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クラフティア | 作成日時:2020年2月27日 17時