ないとめあさん ページ34
わたしは思う。Nightmareさんを、一回でいいからあの余裕を崩してやりたい。
でもあのひとのことだから相当崩れない。前に脅かしたことがあったけど嫌そうな顔して素通りした。あれじゃ物足りない、最大の難関は彼は感情が読み取れること。極力脳の中でも表情にも感情を出しちゃいけないんだなぁと思うと中々にハードな気がする。
でも脅かしで嫌な顔をするならちょっと近いかも。嫌いなものを差し出したりすればもっと嫌そうな顔をするに違いない。
そう嫌いなものや彼の限界を試した過去を漁りに漁りまくった結果、パイ投げをすることにした。
甘いものが苦手だとHorrorさんから教えてもらった。焦るあの人の顔が脳裏に思い浮かんで、どうしても口元の口角が上がってしまう。そのパイを買ってこようか。
いつもより上機嫌だねと通りすがりのkillerさんに言われた。killerさんなら協力してくれるはず。
無事パイを見つけた。それにとびっきり甘くて高カロリーの。それをカゴに入れて、会計へと足を運ぶ。店員さんにはびっくりしたような目線をされたがどうでもいい。はやくあの人の焦った顔が見たい。
無事会計を済ましてエコバッグにつめこむ。いつ彼に会うかどうかは分からないため、ここからは極力考えないようにした。
幸いあの人には見つからないまま帰ってきて、またkillerさんを見つけたのでこの作戦を話した。そしたら彼もにやり、と笑い
「サイッコーじゃん、僕も加算する！！」
と賛成した。他のみんなも巻き込みたかったが、怒られた時の責任が全部私に回ってくるので、やめておく
killerさんは、怒られ慣れてるから大丈夫だ、多分。
無事二人で準備を済まし、あとは玄関から出てくるあの人を待つ。その人は感情を読み取れるので何も考えないようにして
がちゃり、とドアが開く音がすると同時にkillerさんを見る
そしてパイを片手に持ち、出てきた人に目掛けて思いっきりボールを投げるようにパイを飛ばした。
べちゃ、とパイが潰れる音。目掛けた人を見ると、それはとても意外だった。
「あ、えerrorさん！？」
てっきりnightmareさんだと思っていたのが、パイを投げられたのは同じ黒い骨のerrorさんだった。
頬から汗が伝う感覚。そのあとに見慣れたヤツが入ってきたが、errorさんは私をニッコリと見る。これは私だけ説教コースだ。
killerさんもわたしを見捨てたので真面目に終わった。
「Aとkillerは何をしようと？」
「……僕知らな〜い」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
華奈(プロフ) - お疲れ様でした!!ほんとに主様の反応集大好きです!!光AUの反応集も楽しみにしてます！ (2月6日 18時) (
レス) @page50 id: cee8da74a2 (このIDを非表示/違反報告)
いちごれもん - #ピーマンの一日#えへっへへの代理さん» リクエスト大感謝です、もちろん書かせていただきました…🥹 (2月5日 23時) (レス) id: 1f387bf1d2 (このIDを非表示/違反報告)
#ピーマンの一日#えへっへへの代理 - いちごれもんさん» 尊すぎｯ、、またリクエスト良いでしょうか！！えーと、一緒にお風呂に入ってみたお願いしますｯｯ！ (2月5日 21時) (レス) id: 89bc6f44d6 (このIDを非表示/違反報告)
華奈(プロフ) - リクエストいいですか!?可愛くくしゃみしたらでお願いします!! (2月5日 17時) (レス) id: cee8da74a2 (このIDを非表示/違反報告)
#ピーマンの一日#えへっへへの代理 - いちごれもんさん» マジですか！？じゃあ、猫化できますか？あ、ガチの猫ではなく猫耳と尻尾が生えた感じの夢主ちゃんお願いします！！ (2月4日 21時) (レス) id: 89bc6f44d6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いちごれもん | 作成日時：2023年4月29日 23時
