AUサンズの色々短編集

ソウルレスインク君 ページ6

エラー視点
インクがソウルレスになった。
インクは孤独恐怖症なので
今日は俺がそばにいなきゃいけない
他のみんなは仕事でたまたま俺が休みだったんだ
エラー「なぁインク。いんく、飲み忘れたのか」
インクは静かに頷く
エラー「あのなぁ。前にも言ったよな、いんく飲み忘れる
　 なってさぁ」
インク「………ごめん」
とても冷たく響く無機質な声がした
普段のインクからは想像できないだろうな
全くさっきまで大変だったっていうのにインクはのんきだ

10分前の事

エラー視点
俺はインクの家に遊びに行った。
そしたらインクが倒れてた
エラー「インク？！大丈夫か？」
インク「ｶﾋｭｰ、ｺﾞﾎｺﾋｭｰ」
過呼吸にインクはなっていた。
周りを見ると誰もいなかった
インクは重度の孤独恐怖症だ
死ぬかもしれない
だからみんなで1人にしないようにしている
今日はたまたまだろう
それにインクは1人になって怖かったのだろう
いんくを飲み忘れている
それより、今はインクを落ち着かせることが1番だ
エラー「インク、大丈夫。大丈夫だから」
できる限り優しい声を出す
エラー「お前は1人じゃないから」
インク「はぁはぁ」
どうにか落ち着いたようだ
よかった

インク視点
今日は誰もこないな
こんなにいい天気なのに
あれ…独り？
独りは、嫌だ
助けて
嫌だ、怖い
「ｶﾋｭｰｶﾋｭｰ」
過呼吸になる
怖い、苦しい、助けて
「はぁｺﾋｭｰ、ﾊｯはぁｶﾋｭｰ」
やばい息ができない
バタっ
地面に向かって落ちる
起き上がれない
嫌だ
怖い怖い
誰がきた
助けて
えらぁ
もうやだぁ
エラー「インク、大丈夫。大丈夫だから」
エラーの声に少し落ち着く
エラー「お前は1人じゃないから」
どうにか落ち着いた
感謝を言いたいが感情がないせいで言えない
ごめんね
やっぱり何も感じないや
早くインクを飲まなきゃ
効果が出るまで3時間
おとなしくしていよう

今に至る
エラー視点
こいつずっとおとなしいな
まぁいいか
俺はインクの隣で編み物をする
インクの人形だ
黙々と作業をする
コトン
肩に違和感を感じる
インクが寝ていた
邪魔だなと思いつつそのままにしておく
よく見ると寝顔、かわいいな

殺人鬼に救いを→←ちょっとききたいことがあるんです

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