絶対に助けてみせる1 ページ30
今日はたくさんのauを歩いた
ネガティブをたくさん手に入れられて嬉しかったな
何よりもクロスが一緒に来てくれたのが嬉しかった
まあ?最近付き合ったばかりだし?
当たり前なのかな?
あっ自分のポジティブで溶けるっ
ナイトメア「早く帰ろうなぁクロス♡」
クロス「もちろんですよ、先輩♡」
そんな会話を続けて帰っていたところだった
クロス「先輩っ!」
突然クロスに突き飛ばされた
驚いて頭が回らなかっかたが周りを見てみた
クロスが大きな岩の下敷きになっていた
ナイトメア「え?」
そして急いでクロスの元へ行く
クロス「っ先輩、怪我はありませんか?はぁ、強く突き飛
ばしてしまいましたけど、はぁはぁ、大丈夫ですか?」
とても辛そうに喋る
ナイトメア「クロス、大丈夫か。すぐに闇auの家に連れて行く」
とても心配してるのがバレないようにクロスを持つ
クロスはとても軽かった
ナイトメア「クロス?」
クロスは少しずつチリになっていた
もともと体力が少なかったんだ
こんな岩、俺が当たっても死ぬだろう
クロス「先輩、俺は大丈夫ですよ」
ああなんてクロスは優しいのだろう
ナイトメア「クロス、死なないでっ」
ポロポロと暖かい雫がクロスの頬に落ちる
クロス「先輩、泣かないでください。先輩の泣き顔は可愛くないですよ」
クロスが優しくなだめる
クロスはもう下半身がない
クロスを力強く抱きしめる
クロスの華奢な身体はとても強い力でこちらを抱きしめる
クロス「先輩、こっち向いてください」
クロスの目を見つめるとクロスは笑う
クロス「先輩といられるだけで俺は幸せです♡」
シュワン
まるで炭酸が溶けるようにクロスは消えていた
そこにあったのはクロスの着ていた服のみだった
俺はクロスが着ていた服を着る
まだ少し暖かくてほんの少しチリの香りがした
それが悲しくて
ダムが壊れたように泣いた
どうしてなんだろう
どうして俺じゃあなかったんだろう
なんで俺なんかを庇ったのだろう
その問いに答えてくれる恋人はもう居ない
この世界にいないから
俺はどうやって生きたらいいのだろう
生きる目標を失ってまで生きる必要なんてあるのか
しばらくすると眠っていた
このシリーズ後二つか三つで終わります
よろしくお願いします!
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作者名:きゅう | 作成日時:2022年10月4日 17時