第42話 ミルト* ページ44
Aside
ランスが闇騎龍の前に出る
ダイヤ「なんか不思議な感じですわ…
ランスさんが二人もいるのは…」
「まぁ、ねぇ…」
そんな私達の会話をランスは見事にスルー
まぁ、ランスらしいといえばらしい
闇騎龍「ききたいこと…だと?」
ランス「お前は言ったな
Aはお前達の世界の人間だと」
闇騎龍「あぁ…それがどうした」
ランス「俺の記憶では昔からAは
俺の側にいた…
それに俺が魔法少年になったのは……っ」
ランスはそこまで言うと口を動かさなくなった
ランスが魔法少年になった理由には
私が関係しているのか…
それは聞く気にはなれなかった
なんとなく聞いてはいけない気がした
闇騎龍「…Aは間違いなく
この世界の人間ではない
俺とずっと一緒にいて兄弟みたいに育った
だがあの日クノカミがAの命の星を奪い
A消えてしまった…」
クノカミ「だから私は((ランス「今は黙っててくれ」……むぅ」
闇騎龍が言うには
私と闇騎龍はヴァハトンという
おじいさんに育てられたらしい
小さい頃から本当の兄弟のように育ち
とても仲が良かったらしい
だけど私達が四歳のとき
私は突然謎の病にかかった
原因は私の中の命の星の力が
何者かによって奪われたことだった
それから数年私はずっとベッドの上で
生活をしていたらしい
だけど発病から六年…私が10歳の時
私は突然姿を消したらしい
私はその話を聞いても
あまり実感がわかなかった
確かに私はあまり小さい頃のことを覚えてない
でも、私は確かにこの地で育ち
ランスやダイヤ達と育った
それは紛れもない事実…
なのにどうして
こんなにも彼のことを
懐かしく感じてしまうのだろう
やっぱり私は…この世界の人間では
ないのだろうか…
闇騎龍「俺はAを探し続けた
無事でいると信じて
…そんなときブラックノーズ様と出会った
あの人は言ったんだ
クノカミが力を奪ったことで
Aは向こうの世界に連れていかれた…と」
スミレ「そうだったんだ…」
クノカミ「そんなことが…」
ランス「…じぁ俺は一体…なんのために…」ボソッ
桜「……ランス?」
ルビィ「ランス先輩」
闇騎龍の話をすべて聞いたランスは
とても辛そうな表情を浮かべていた
まるで
"自分の目的を見失ってしまった"
かのように…
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次 花の騎士桜さんお願いします!!
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花の騎士桜 - 堕天使ルビィさん» ルビィさん!考さんの合作出来ました!タイトルは ロールプレイング 作者 考ちゃん です! (2018年9月19日 19時) (レス) id: 04a60fa374 (このIDを非表示/違反報告)
花の騎士桜 - 堕天使ルビィさん» ルビィさん!少年少女終末旅行 作者 考ちゃん、一人のキャラクターをコメント蘭に書いてください! (2018年9月18日 17時) (レス) id: 04a60fa374 (このIDを非表示/違反報告)
花の騎士桜 - 堕天使ルビィさん» ありがとうございます!考さんに伝え時ますね! (2018年9月16日 19時) (レス) id: 04a60fa374 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルビィ - 花の騎士桜さん» 別にいいですよ。楽しそうですね。 (2018年9月16日 19時) (レス) id: 02400200e5 (このIDを非表示/違反報告)
花の騎士桜 - 堕天使ルビィさん» 詳しくは少年少女終末旅行の作者 考ちゃん です! (2018年9月16日 18時) (レス) id: 04a60fa374 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花の騎士桜&ミルト* | 作者ホームページ:
作成日時:2018年8月17日 21時