希望の花が開くとき

第３２話　ミルト* ページ34

Aside


みんなとのピクニックはとっても楽しい

だけど…何故か心には
ぽっかり穴が空いたような
そんな気持ちになっていた


「………」


クノカミ「A？」


桜「…ランスのこと考えてる？」


「…うん」


スミレ「そう簡単には忘れられないよな」


「…うん、忘れられない」


キララ「Aちゃ((ラ「やっと見つけた…」


みんなは声がした方を振り返る


「…っ！！……なんでっ」


そこにはランスがいた


クノカミ「なんでここが？！」


ランス「こっちにも色々あるんだよ」


「ちょっとランス汗だくじゃない！！」


私はランスに駆け寄る
ランスは息をきらしていて汗だくだった


「生徒会の仕事は？
今日生徒会の会議でしょ？」


ランス「全部ダイヤに任せてきた」


「なんでっ…」


ランス「お前を探してたんだよ」


「えっ？！」


ランス「俺はお前に
伝えなきゃいけないことがあるんだ」


「伝えなきゃいけないこと…？」



もしかして昨日のこと？
ルビィちゃんと上手くいったの？

そんな報告聞きたくなんかないよ



ランス「A？」


「え？！」


ランス「…なんで泣いてるんだ？」


「え？あ…」


私の目から涙が溢れていた


「これは…その…」


桜「…A」


キララ「Aちゃん」


ランス「…………」



スッ

ランスが優しく私の涙をぬぐう



「…ラ…ンス…？」


ランス「………きだ」


「え？」


ランス「好きだ」


全員ーA・ランス
「……え？！えぇぇぇぇぇえ？！！」



「え？！」


ランス「…………なんか言えよ///」
↑恥ずかしくなった


「え？だってランスルビィちゃんが…」


ランス「それは誤解だ
ややこしい言い方して悪かった

ルビィは好きとかそんなんじゃなくて
魔法少女と魔法少年の使命を
背負ったもの通しの互いの理解者って事だから

俺が好きなのはA…お前だけだ
もうずっとお前しか見えてなかった」


「……うぅっ…」


ランス「…返事は？」


「私もずっと好きでした」


ランス「…っ///」



桜「めでたし、めでたし」

キララ「良かったねAちゃん」

スミレ「ランス中々やるじゃん」


「みんなも…迷惑かけてごめんね
あと、ありがとう」ﾆｺｯ


全員「(か、可愛い！！！///)」



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遅くなってごめんなさい

次花の騎士桜さんお願いします

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