第18話 ミルト* ページ20
Aside
「ラ〜ララ〜ララ〜♪」
私は鼻歌を歌いながら
いつも通り図書室に向かっていた
「ラ〜ララ…」
私は図書室近くの廊下で足を止めた
窓の外にランスの姿が見えたからだ
だけど…中庭にいたのはランスだけじゃない
この間図書室に来た女の子
黒澤ルビィちゃんもいた
「二人で何してるんだろ…」
ランスは昔から人と関わることを
極力嫌っていて、女の子なんてもってのほか
私とダイヤ、花丸ちゃん以外とは
話してるところなんて見たことない
そんなランスが私の知らない所で
私達以外の女の子と喋ってる
なんか…寂しい
「…って何いってんの!ランスが
みんなと仲良くなれるのはいいことじゃん!
それなのに私ってば…はぁ…早く図書室に行こ」
でも…やっぱり寂しいな
ランスに片思いしてはやもう三年
ずっと兄弟みたいに思っていた
ランスを男の子として見るようになったのは
この中学に入ってすぐのことだった
私がガラの悪い男に絡まれていた
・
・
・
「離してください!」
男「いいじゃん!俺らと遊ぼうぜ」
「嫌っ!離して!」
男2「ホントに可愛いね君
髪の毛とかいい匂いするねぇ〜」
「い、いやっ!!」
ドカッ
男「グハッ!」
「えっ?」
男2「な、何だお前」
ラ「随分の家の幼馴染を
怖がらせてくれてるみたいだな…」
「ランス!」
男2「幼馴染だと…」
ラ「さっさっとその汚い手を
Aから離せ!!」
「…っ///」
男2「…くそっ」
そのまま男達はどこかに行った
ラ「大丈夫か?」
「う、うん…」
ラ「なら良かった」
ランスは私の頭を撫でた
「〜っ///」
この日から私はランスを
男の子として見るようになった
・
・
・
「花丸ちゃ〜ん!
遅くなってごめんね〜」
バッ
いきなり花丸ちゃんが抱きついてきた
「えっ?ど、どうしたの?」
花丸「せ、先輩!な、なんか変な生き物が」
「えっ?」
花丸ちゃんが指を指す方向を見た
そこにいたのは
『やぁ、僕はキュゥべえよろしくね』
喋る白いぬいぐるみ
…って、ぬいぐるみ!!!
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次花の騎士桜さんお願いします
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花の騎士桜 - 堕天使ルビィさん» ルビィさん!考さんの合作出来ました!タイトルは ロールプレイング 作者 考ちゃん です! (2018年9月19日 19時) (レス) id: 04a60fa374 (このIDを非表示/違反報告)
花の騎士桜 - 堕天使ルビィさん» ルビィさん!少年少女終末旅行 作者 考ちゃん、一人のキャラクターをコメント蘭に書いてください! (2018年9月18日 17時) (レス) id: 04a60fa374 (このIDを非表示/違反報告)
花の騎士桜 - 堕天使ルビィさん» ありがとうございます!考さんに伝え時ますね! (2018年9月16日 19時) (レス) id: 04a60fa374 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルビィ - 花の騎士桜さん» 別にいいですよ。楽しそうですね。 (2018年9月16日 19時) (レス) id: 02400200e5 (このIDを非表示/違反報告)
花の騎士桜 - 堕天使ルビィさん» 詳しくは少年少女終末旅行の作者 考ちゃん です! (2018年9月16日 18時) (レス) id: 04a60fa374 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花の騎士桜&ミルト* | 作者ホームページ:
作成日時:2018年8月17日 21時