高嶺の花は聞こえない �� ページ7
放課後、今日は部活もなかったので、職員室前で自習していた。先生に質問しながら問題を解いていけるので、テスト期間は激混みの場所。
今はすっからかんだが、もう一週間くらい経ったら混み始めるだろう。
ふかふかのソファーで、数�気罰米�する。
敵は二次関数。グラフが大の苦手な私にとっては過去最高に相性が悪い。
うんうん悩んでいると、人の気配がした。
どさっ、と音がしてノートと教科書から目を上げる。
目の前のソファーに、一人の男子が座っていた。
｢ちょっと話そーや｣
｢……！？！？｣
目を点にして、突如現れた男子を見つめる。
｢えっ、だった、だれ、ですか｣
｢俺はシャオロン、高嶺さんのこと前から気になっててん、今たまたまここにいたから｣
話しかけちゃったわ、と爽やかに笑うシャオロンくん。
｢あぁぅ…ありがとう…ございます？｣
｢顔真っ赤やけど大丈夫？｣
｢はっはい！大丈夫！！｣
そう、お察しの通り、私は男子が大の苦手だ。
告白を了承できないのも、女子といる方が楽しいから〜なんて理由じゃなくて、初恋の人が忘れられないわけでもなくて、ただ単に、男子と話すと赤面して噛みまくってしまうからである。
(もーやだ……
絶対変に思われてる、ていうかなんで話しかけてきたの〜〜)
ぐるぐる思考して、早くこの時間が終わってほしいと願ってしまう。
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Kyo1214(プロフ) - 甘宮さんの作品を辿って行ったらこんな面白い作品が見られるとは...tnの苦労人感が良く伝わってニヤニヤが止まりません！続きが待ち遠しいです！ (7月26日 20時) (
レス) @page22 id: 641161536f (このIDを非表示/違反報告)
みらいちゃんです！ - コメント失礼します！この作品に憧れて私も初めてみました。前からやりたかったけどきっかけがなかったのできっかけをくださって本当に感謝しかないです！ (7月3日 0時) (レス) @page1 id: c5fe17e93b (このIDを非表示/違反報告)
匿名A - 神作品をありがとう！！！！（初コメですすいません） (7月2日 9時) (レス) @page18 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
おー！ - コメント失礼します！めっっちゃおもろいです！！ちょっと読んだだけなんすけど癖になって、もうやばいです（？）更新頑張ってください！！ (6月28日 16時) (レス) @page2 id: 79b164e8e1 (このIDを非表示/違反報告)
森。(プロフ) - もうすっっっごく面白いです！！これから高嶺さんとd！メンバーがどう絡んでいくか楽しみです！！次の話も楽しみに待ってます♡ (6月28日 16時) (レス) @page11 id: 21990a494b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘宮
| 作成日時：2023年6月28日 2時
