高嶺の花は聞こえない �� ページ6
休み時間。友人たちとお昼を食べていると、いきなり友人のうちの一人が顔を上げた。
｢そーいえば、Aまた告られたんだって？｣
｢なんで知ってるの？毎回思うけど…｣
｢それは企業秘密！！…また振ったの？｣
｢だって、付き合いたいとかないし｣
｢えぇ〜！割かしいい感じだと思ってたのに。てか、入学してから何人振った？なんかトラウマでもあるの？｣
彼女の変なオブラートに包まず、尋ねる時はストレートに尋ねてくれるところが好きだ。ズケズケした物言いに初めは戸惑ったが、今では慣れきっていた。
｢覚えてないよそんなの。トラウマは別にない、と思う｣
｢あ、時間やばい！これ食べてくんない！？｣
｢え、いいの！？｣
いきなり話題が転換し、目の前に差し出されたスナックパンに目が釘付けになる。
｢予鈴鳴ってるーー！！いそご！！次体育！｣
のんびりしたチャイム響く昼休み、二人してスナックパンを詰め込み体操着を持って教室に駆け込んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 651人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Kyo1214(プロフ) - 甘宮さんの作品を辿って行ったらこんな面白い作品が見られるとは...tnの苦労人感が良く伝わってニヤニヤが止まりません！続きが待ち遠しいです！ (7月26日 20時) (
レス) @page22 id: 641161536f (このIDを非表示/違反報告)
みらいちゃんです！ - コメント失礼します！この作品に憧れて私も初めてみました。前からやりたかったけどきっかけがなかったのできっかけをくださって本当に感謝しかないです！ (7月3日 0時) (レス) @page1 id: c5fe17e93b (このIDを非表示/違反報告)
匿名A - 神作品をありがとう！！！！（初コメですすいません） (7月2日 9時) (レス) @page18 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
おー！ - コメント失礼します！めっっちゃおもろいです！！ちょっと読んだだけなんすけど癖になって、もうやばいです（？）更新頑張ってください！！ (6月28日 16時) (レス) @page2 id: 79b164e8e1 (このIDを非表示/違反報告)
森。(プロフ) - もうすっっっごく面白いです！！これから高嶺さんとd！メンバーがどう絡んでいくか楽しみです！！次の話も楽しみに待ってます♡ (6月28日 16時) (レス) @page11 id: 21990a494b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：甘宮
| 作成日時：2023年6月28日 2時
