高嶺の花は知り得ない �� ページ16
翌日の昼休み。
｢高嶺さんおるー？｣
シャオロンは意気揚々と他クラスに出かけ、高嶺さんを呼び出していた。
途端にざわつく。
｢え、シャオロンくんと高嶺さんって仲良いの…！？｣
｢でも苗字呼びじゃん｣
ヒソヒソ聞こえる会話の一言にグサッときた。
｢嘘だろ…！俺たちの高嶺さんがぁ｣
｢悔しいけど美男美女だ…勝てっこない｣
男子の悲痛な声も聞こえる。
いつもと違う雰囲気に気付いたのか、高嶺さんがこちらを向いて目を見開いた。
｢高嶺さん｣
呼ぶと、彼女は流麗な動作で、軽やかに歩み寄ってきた。
｢なに？｣
｢あっ、あのな！！｣
女子と話す機会は多いし、緊張しいでもないのだがなぜか上手く言葉が出てこなかった。
いや、理由はわかっているのだけども。
｢高嶺さんってさ、入部届、だした？｣
｢入部届…？出してない｣
｢え｣
でも確かに高嶺Aと記名された入部届があったはずだ。
困惑しながらその旨を伝える。
｢そうなの？私出してないよ｣
｢せやったら、誰かのイタズラ…？｣
｢かなあ｣
美しい顔を悩ましげに歪ませて、高嶺さんは言った。
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Kyo1214(プロフ) - 甘宮さんの作品を辿って行ったらこんな面白い作品が見られるとは...tnの苦労人感が良く伝わってニヤニヤが止まりません！続きが待ち遠しいです！ (7月26日 20時) (
レス) @page22 id: 641161536f (このIDを非表示/違反報告)
みらいちゃんです！ - コメント失礼します！この作品に憧れて私も初めてみました。前からやりたかったけどきっかけがなかったのできっかけをくださって本当に感謝しかないです！ (7月3日 0時) (レス) @page1 id: c5fe17e93b (このIDを非表示/違反報告)
匿名A - 神作品をありがとう！！！！（初コメですすいません） (7月2日 9時) (レス) @page18 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
おー！ - コメント失礼します！めっっちゃおもろいです！！ちょっと読んだだけなんすけど癖になって、もうやばいです（？）更新頑張ってください！！ (6月28日 16時) (レス) @page2 id: 79b164e8e1 (このIDを非表示/違反報告)
森。(プロフ) - もうすっっっごく面白いです！！これから高嶺さんとd！メンバーがどう絡んでいくか楽しみです！！次の話も楽しみに待ってます♡ (6月28日 16時) (レス) @page11 id: 21990a494b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘宮
| 作成日時：2023年6月28日 2時
