高嶺の花は傅かない �� ページ2
｢〜ってことがあってな！！もうほんま、きれーやったわぁ…｣
放課後、生徒会執行部の活動中。
早速朝の出来事を友人たちに話していた。
｢シャオさんが女子に浮かれてるとこ、初めて見ます｣
後輩の困惑した一言も、今のシャオロンには届かない。
｢天女みたいやった。。。ぜんぶの光の粒が、あの子のとこに集まってて｣
完全に自分の世界に浸ってしまっていた。
｢なーーにポエマーみたいになっとんねん｣
ハア、とバカにしたようなため息をつくのは、同学年のゾム。
｢野郎の恋バナは需要ないゾ…｣
もきゅもきゅ、マカロンを頬張りながら言うのは、我らが生徒会長、グルッペン。
｢あの子名前なんて言うんやろ…聞いておけばよかった｣
しかし、冷めた意見もどこ吹く風、シャオロンは謎の女生徒に夢中であった。
｢大先生なら知っとるんやないですか？｣
｢たしかに！！ナイスショッピくん！！｣
大先生は大抵の女子の顔と名前が一致している。その記憶力を勉強に使えばいいのに、それが容量を食っているせいでテストはほとんど下から数えた方が遥かに早い順位だ。
｢で、その肝心の大先生がいないわけだが｣
｢どこ行ってるんやーー！！｣
ジタバタしながら頭を抱えるシャオロン。
仕方ない、職務をこなして大先生が帰ってくるのを待とう…と言う時に、生徒会室の扉が開いた。
｢大先生！！！｣
｢うわ、何や｣
ハイテンションなシャオロンの出迎えに顔を歪ませて応じる彼が、口八丁手八丁で女を口説き落とす遊び人、大先生であった。
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Kyo1214(プロフ) - 甘宮さんの作品を辿って行ったらこんな面白い作品が見られるとは...tnの苦労人感が良く伝わってニヤニヤが止まりません！続きが待ち遠しいです！ (7月26日 20時) (
レス) @page22 id: 641161536f (このIDを非表示/違反報告)
みらいちゃんです！ - コメント失礼します！この作品に憧れて私も初めてみました。前からやりたかったけどきっかけがなかったのできっかけをくださって本当に感謝しかないです！ (7月3日 0時) (レス) @page1 id: c5fe17e93b (このIDを非表示/違反報告)
匿名A - 神作品をありがとう！！！！（初コメですすいません） (7月2日 9時) (レス) @page18 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
おー！ - コメント失礼します！めっっちゃおもろいです！！ちょっと読んだだけなんすけど癖になって、もうやばいです（？）更新頑張ってください！！ (6月28日 16時) (レス) @page2 id: 79b164e8e1 (このIDを非表示/違反報告)
森。(プロフ) - もうすっっっごく面白いです！！これから高嶺さんとd！メンバーがどう絡んでいくか楽しみです！！次の話も楽しみに待ってます♡ (6月28日 16時) (レス) @page11 id: 21990a494b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘宮
| 作成日時：2023年6月28日 2時
