赤い人狼 ページ18
昌豊side
厄魔の討伐に武田の森へ訪れていた僕と信玄様。
厄魔の数が多く、苦戦してるあいだに少しずつ間をあけて逃げようとするがなかなか厄魔が消えず、真田領まで来てしまった。
僕より重症の信玄様に声掛けをし続けながら、
攻め寄る厄魔に剣を向けた。
昌豊「信玄様、ご無事ですか!?」
信玄「あぁ…何とか…な…。」
信玄様はもう力が残ってないのか、
途切れ途切れの言葉を話した。
昌豊「信玄様もう少しだけ耐えて下さい。」
信玄「すまねぇ…。」
信玄「昌…豊…！」
僕が話しながら厄魔と戦っている時に、
僕の左右両方から
攻撃しようとしていた厄魔が動きをとめた、
1体は鎌が刺さり、
もう1体は
刀が刺さっていた。
昌豊「鎌…？刀…？一体どこから？」
その時、
？「ギリギリでごめんなさい。」
鎌ノ助「生きててよかった。」
鎌ノ助!?
と
もうひとりは誰？
信玄「鎌…ノ…助……」
鎌ノ助「喋らないで。」
？「後で私が話すから、とにかく城へ急ごう。」
鎌ノ助「昌豊、信玄。とりあえず城に向かうよ。」
？「昌豊さんは歩けますか？」
昌豊「僕は大丈夫です、それより信玄様を…！」
？「ええ、手遅れになる前に急ぎましょう。」
信玄「す…ま…ねえ…」
鎌ノ助ともうひとりの人が
信玄様の肩を持ち、
立ち上がると、少し早足で真田の城へ向かった。
─────幸村side──────
俺と兄ちゃんは千歌に言われた通りに出陣準備をして、帰りが遅い鎌ノ助と千歌を城の門で待っていた。
すると俺の目に驚きの光景がうつった。
幸村「！」
血だらけの鎌ノ助と千歌が信玄と昌豊を連れて帰ってきた。
幸村「信玄と昌豊!?……一体どうして！」
俺は鎌ノ助達に駆け寄った。
幸村「千歌、俺が変わるよ」
千歌「ありがとう、結月が客間に居るから、そこに連れてきて欲しい。」
俺は千歌と変わると、信玄の重みがのしかかった。
幸村「(なんで千歌はこんなに重いのに持てたんだ…？)」
千歌「昌豊さん、一緒に客間へ来て下さい。」
昌豊「分かりました。信玄様を…お願いします。」
昌豊は俺達に頭を下げると千歌と先に客間へ行った。
俺と鎌ノ助は浅くなりつつある呼吸を聞いて急いで千歌達を追うように客間へ向かった。
俺達が客間に入ると沢山のぬるま湯と布だけがあり、傷を処置するようなものが一切無かった。
とりあえず俺と鎌ノ助は敷かれた布団の上に信玄を乗せた。
幸村「千歌、まさか……!?」
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＊カナメ＊(プロフ) - AZ・アジサイさん、本当にありがとうございます。そろそろ、本編を更新しようと思ってます。皆から、応援も貰ったので、これからも、よろしくお願いします！ (2018年7月19日 22時) (
レス) id: 145fd65c53 (このIDを非表示/違反報告)
AZ・アジサイ(プロフ) - 本当に辛かったら、誰かに相談するのも可ですよ！（私でよければ聞きますし）長い文章失礼しました。本編の方もカナメさんが書こうと思った時に書けばいいですよ。楽しみにしていますね(^-^) (2018年7月19日 19時) (レス) id: bb58edd34e (このIDを非表示/違反報告)
AZ・アジサイ(プロフ) - お話読ませていただきました。最後まで読んでカナメさんに何か悲しい出来事があったことを知りました。すぐに立ち直れなくても、ゆっくり時間が解決してくれることがあると思います。経験した内容は違えど、私はそうでした。 (2018年7月19日 19時) (レス) id: bb58edd34e (このIDを非表示/違反報告)
＊カナメ＊(プロフ) - 紅葉さん、ありがとうございます！紅葉さんは私より、難しいと思うので、頑張ってください！勿論、私も頑張ります！この小説とも、おつきあい、よろしくお願いします！ (2018年5月12日 23時) (レス) id: 145fd65c53 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - カナメさん！ テスト頑張って下さいね！ 私も実は、中間テスト(定期テスト)が2週間前なんですよね〜ﾜﾗﾜﾗ 中3何で、大切なテストって分かっても、中々集中出来ない… てか、中3の自覚無し… 中1のテストは、一番順位が取りやすい！ でも、油断しちゃいけませんね。 (2018年5月12日 22時) (レス) id: 0dbee098ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊カナメ＊ | 作成日時：2018年3月26日 22時
