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4人の者達 ページ50

種田「警察は知識欲と意欲が強く、日本酒についての話になると何処から出したのか用紙と筆記具を手に、真剣に儂の話を聞いて書いていた。」

あそこまでの若者は規格外だ。
時折、面白そうにするから酒好きだろう。
酒に関する会話は楽しかった。
森「私の知り合いも酒好きでした。」
福沢「友人程まで飲む方では無いが酒に強い人でした。」
森「彼が持っていたドレスをエリスちゃんに着せれたのは良い思い出です。まだいらないドレスがあると云っていました。」
夏目「儂は夏目漱石の話を聞いたのう。」

 儂、森、福沢は夏目先生の方を向いた。
夏目「と、云っても儂に関係ない人の話であった。
授業時間の話であったが詳細に簡潔に説明しているからよく学んでおる。礼として胃薬を貰った。
『天真爛漫で人の話を聞かない人が知り合いにいたら此の胃薬を分けてください』と頼まれてのう。」
夏目先生は机の上に胃薬を置く。
夏目「福沢、最近は乱歩に苦労してないか?」
福沢「胃が痛くなる思いはありました。」
夏目先生は胃薬を3錠福沢に分けた。

夏目「縁とは不思議な事じゃ。」
夏目先生はクスクス笑い、「一斉に電話してみないか?」と云った。

早速其の通りに4人は電話した。
一斉に掛かった。
福沢に帰って来たのはオランダ語。
森はドイツ語。
儂は日本語。
夏目先生は英語。
夏目先生はまた面白そうに笑う。
儂らは訳がわからん。
しかし、夏目先生が出したのは衝撃的な事だった。
夏目「儂達が会っていたのは警察で同一人物と云う事じゃ。」
同一人物…
夏目先生は衝撃を受ける儂らを気にせずに愉快になる。
夏目「只者では無いぞ。あの警察は。」





 一方AAは
A「種田山頭火様だとー!?写真撮っておきたかった!」

A2「…待てよ、私。温泉に入った。種田山頭火様も入ってる。裸の付き合い。これってつまり…」

A3「種田山頭火様の裸t」
吐血

A「種田山頭火様と言えば、最後は酒飲んで亡くなった。好きな物は口にしたい系か!いと美しゅう…」
吐血

A2「温泉は良かった、面白かった、種田山頭火様からの心からの伝言。神が舞い降りたのか?」
失神

これら全て脳内に起きている事だ。
外側は平静で明るい表情で書類を読んで部下達を称賛している。しかも努力した所を的確に褒めて。
当然本人の心知らずの部下達は喜んだ。
箕浦はAの様子を見て純粋に尊敬する。

箕浦(実に寛容だ。褒めて伸ばしては給料を上げる。模範になる。)

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作者名:柳玲霊鑑 | 作者ホームページ:http://be moon  
作成日時:2021年10月24日 22時

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