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部下5 ページ47

矢田
マイケル
立花
悪七
箕浦



 若手がいるのは助かるから良いけど、此処まで来た実力者は居ないだろう。

私は前に立って報告書を軽く読み上げ出す女性を見る。
女性、部下5は静かな凪いだ赤褐色の瞳で私を見つめる。
警察達中では割と付き合いは長い方だが、私は問題人として番号を振った5人の部下の中の一人の部下5はスッキリしない印象だ。

悪い意味ではなく、魔性で一度目にすると脳裏に尺球の花火より焼き残る、語彙力とテンションの高いマイケルでさえも黙り、言葉を失うまでに端正な顔立だった。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。
それ以上の価値があった。
もし私が男性達と同レベルだったら、速攻で口説いてる。

A「判りました。仕事は終わりです。さよなら」
 書類を整理した後ドアを開けようとする腕を掴まれる。
内心、溜息を吐きたい。
また始まった。
A「また何か用がありますか?」
丁寧に聞くと部下5はするりと私のうなじを撫でる。
行動が優美でゆっくりとした滑らかさがある。
緊張はしたが、それ以上は無い。
顔は無表情だが慣れない事されて妙な気分になる。
部下5「昔の頃覚えてる?」
今度はなだらかな下流が流れるように背中をなぞる。
A「いつの頃です?」
部下5は舌舐めずりする。







部下5「私と貴方が初めてを奪った時の頃」















A誤解発言です!

 声には出さなかったが掴まれていない方の腕で顔を隠す。
私は決して非童貞ではない。童貞だ。
彼女は違うが。
彼女は非処女で、痴人の愛に出てくるナオミのように童貞殺しだ。
実は彼女はルパン○世に出てくる峰不○子がするスパイを昔に生業としていた。
実力が高いだけあって色仕掛けで各国の機密情報がいとも簡単に手に入れた。
部下5、エリヴィラ・ハーリン。
ロシア人で元女スパイ。
今は警察であるが隙有ればよく私に引っ付き触る。
それがずっーと変わらずそうなる。
何で?












探偵社

谷崎潤一郎side
潤一郎過度にスキンシップされても動揺しない方法を教えてください!
僕は今、Aさんに強くお願いした。
A「良いですよ。」

僕は妹のナオミによくべったりと触られる。
国木田さんは僕達を兄妹だと見えなかったけど、Aさんは血縁者?と真っ先に聞いてきた。
あんまり似てないとのによく当てられたなと思ったけど、彼は警察として勤めていただけある勘が補助してくれたのだろう。

【次回】潤一郎、溶ける→←旗会



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作者名:柳玲霊鑑 | 作者ホームページ:http://be moon  
作成日時:2021年10月24日 22時

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