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家政夫 ページ15

アルチュールside
 掃除、洗濯、料理。
同居生活で頼まれた事をこなす。
家政夫の仕事。
Aはガーデンで花の世話、仕事が主にしていた。
時々黒い犬が通る。
犬を飼っているのか?
1ヶ月の生活で家の間取り図も掴んできた。
ただ疑問が残る。
食材の調達は誰がしている?
Aは警察であるから此処に長く居ない。
買いに行こうと思うがいつの間に食材が充分に準備された。
買ったのかをAに聞いたが否定。
もう一人の同居人がいるのか?
これは「昔親が一緒にいたけど別居中だ。其れに居るのはポーランドです。」と返った。
大分遠い所だ。
届けるには時間がかかるし、食材は国産で完全に新しい状態。
親では無い。
では誰だ。
A「届け主が気になるのですか?」
肯定する。
Aは視線を私の横にする。
隣を向くと黒ローブの者がいた。
慥か彼はマフィアにいた。
A「彼はメフィスト・フェレスです。」
メフィストは直ぐに黒い犬に変わる。
あの犬。
A「届け主はメフィストです。基本、不在の時の対応は彼が留守番です。」
アルチュール「異能者か。」
Aは虚を突かれた顔した後可笑しそうに笑う。
A「いえ、彼は特異ではありますが、違います。腕を前に出してください。」
席を立ち指示通りにする。
A「【異能力】ファウスト。」
発言された瞬間
メフィストに腕を掴まれて宙に浮いた(・・・・・)
瞬時に理解した。
ゆっくりと降ろされる。
アルチュール「異能者は君か。」
ぽつりと云ったらAは頷いた。
A「慣れてきた事でしょう。そろそろ外出をしなければ。篭ってばかりは嫌でしょう?東京のスカイツリーに行きましょう。」
鞄を持って観光に行く気だ。
小動物のように玄関に向かう。
アルチュール「交通手段は?」
A「電車、新幹線そしてメフィスト。」
は?

 メフィストが腕を掴み空中を時速40kmで飛行。
アルチュール「航空機代わりか?」
A「免許証要らずですから。」
深く突っ込まないようにした。
早朝の為人が少ない。
スカイツリーの前にあっという間に着いた。
旅行の良さを壊された気分だ。
途中までは電車に乗っていたが素で疾く着いたのは人生初の記録だ。
受付でチケットを買ってエレベーターに乗る。
入り口付近に二人だけだ。
エレベーターに乗って居る間、質問を投げる。
アルチュール「マフィアの事は知っていたのか?」
肯定
アルチュール「いつからだ?」
A「結構前からです。」
ざっくりと云った。

アルチュール「ニート?のままは嫌だ。」→←館



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作者名:柳玲霊鑑 | 作者ホームページ:http://be moon  
作成日時:2021年10月24日 22時

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