LOVE EIGHT (ページ9)

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身長差（緑赤）ページ9

「すばるくーん、キスして」

俺は真っ直ぐ立ってすばるくんがキスするのを待った。

「ん～…ん～…」

必死に背伸びをしてキスをしようとすばるくんの姿がとてつもなく可愛い。

「大倉、しゃがめや。届かへんやん」
「嫌や」

意地悪をするとすばるくんは拗ねたように背を向ける。

「すばるくん」

相手が振り返った時、俺は不意にちゅっとキスをした。

「な、なんやねん、いきなり。い、いきなりは、あ、あかんやん」

動揺のすばるくん。挙動不審で可愛らしかった。

「大倉、今日お前の家行ってもええ？」
「ええけど」

珍しくすばるくんが行きたいと言ってきた。いつもは俺から誘うんやけど。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

すばるくんが家に来た。
何をするわけでもなくただただぼーっとしている。

「大倉」

名前を呼ばれ振り向くと、キスをされた。

「へっ？」

突然のことで変な声が出てしまった。

「なんちゅう声出してんねん。今日の仕返しや」

そう言ったあとに、俺を押し倒した。

「珍しいやん、すばるくんから」

そう言って笑うと、

「これで俺が大倉を見下ろしてる」

とか、嬉しそうに笑うすばるくん。

「今日は俺からする」

とか言うもんだから、

「ええよ。好きにして」

って、すばるくんの全てを受け入れた。