LOVE EIGHT (ページ3)

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酔い（青緑）ページ3

メンバーと飲みに行った。

「あかんわ～…飲みすぎた…」

眠くなり畳の部屋で横になった。

「おくら！おくら！」

やすもどうやら酔っているようで安定のいじりで絡んできた。
しばらく無視してたもののずっと、

「おくら！おい、おくら！あ、分かったぞ！『お』が１個足りないからや！」

訳の分からんことを言いながら子供のように笑うやす。
しばらく目を閉じていると唇が何かに当たる感触がした。
「やす、やめーや！」「酔い過ぎやって」とか言ってメンバーもケタケタと笑う。
軽く目を開けると、やすは俺に覆いかぶさり唇を押し当てていた。

そのせいで酔いは覚め、起きようとした時、やすはそのまま舌をニュルっと俺の口の中に入れてきた。

「やす！」

俺は慌てて起き上がりやすを離した。
やすは「ごめんな～」ってキャハハと笑った。

その日の帰り。
メンバーと別れ、やすと２人きりになった。

「大倉ぁ～」
「やす、まだ酔ってんの？ほら、ちゃんと歩きいや」
「大倉ん家行きたい～」

そう言って駄々を捏ねるやすを家に連れて行き寝室に入りベッドに寝かせた。

「大倉ぁ～…」

やすは俺の腕を思いっきり引っ張りベッドの上に倒すと俺に跨った。

「やす、酔い過ぎやって」
「俺、酔ってへんで？」

先程の甘えた表情のやすとは違っていつもより一段と男らしかった。

「あん時キスしたんも酔ってたからじゃないで？」

そう言うとやすは俺にキスをした。
それも激しいキス。

俺が酔ってんのは、酒じゃなくて

やすだったのかも＿＿＿＿＿