LOVE EIGHT (ページ11)

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雨（紫赤）ページ11

腹が減り、コンビニに買いに行こうと思い外に出た時、運悪く土砂降りやった。
最悪や…
と思い、傘をさしてコンビニに向かった。

「あれ、すばる？」

コンビニで雨宿りをしているすばるがいた。

「お、雛」

すばるはびしょ濡れで着ていた白いワイシャツが透けていた。
その姿に俺はドキッとした。
その色気に俺は理性を抑えられなかった。
俺はすばるの腕を掴んで家に連れて帰った。

寝室に入るとすばるをそのまま押し倒した。

「ちょっ、雛…ベッド、濡れる…」
「そんなんええねん」

俺はすばるの薄い唇に自分の唇を重ねた。

「ひ、雛…何してんねん」

すばるは弱々しい力で俺を引き剥がそうとする。
その細い腕を掴んでは、頭の上に置いた。
すばるの細い腕やったら片手でも掴める形で、もう片方の手で服の下の雨で冷たくなった身体に触れた。

「ひっ…やめろや！」

暴れるすばる。

「ええから黙っとけ」

もう一度唇を重ね、舌を入れると、すばるから力が抜けていくのが分かった。

「そんな色気出されたら、俺もう…止まらへん…」

すばるはもう抵抗するのを諦めたのか、受け入れたように目を閉じた。

そして俺はすばるの首筋に噛み付くように跡をつけた。