幽霊彼女とウヌ王子 (ページ4)

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#4 幽霊彼女とウヌ王子ページ4

収録が始まりMCの人に

MC「最近何か変わったことある？」

という質問をされ

メンバーが声を揃えて

「「「「「ウヌが幽霊見えます！」」」」」

とバラされた

だから、なんでバラすんだよ…

MC「そうなんだ、ウヌくんどんな幽霊がみえるの？」

と聞かれて大慌てで返事をする

EW「うっすらみえてるだけですから。どんな幽霊って…うーん…美少女ですかね……」

美少女という単語に全員が食いつく

MC「美少女？！すごいね！やっぱ美男子には美少女が現れるのかな」

MB「いいなあ、ウヌ。僕も美少女の幽霊に現れて欲しいですよ～」

などと散々言われた上に、散々笑いにされ、散々バカにされた

まさに、なんて日だ！！！(小峠風)って感じだ

全くもって、ついていない…

宿舎に戻ってからもひたすらバカにされて

はあ～、とまたため息を吐く

すると、ペタペタとペンギンのような歩き方でこちらにAちゃんが来て

僕の隣に寄り添った

「オッパ、私のせいでたくさんバカにされてたね。ごめんね」

EW「Aちゃんのせいなんかじゃないよ。バカにされるような僕が悪いから」

「ううん。本来私は"みえないもの"で、ちょっと前までオッパは私のことみえてなかったんだから。私がきまりを破って近づいたのが悪いから。オッパ、本当にごめんね」

と涙を流しているように見えたから

思わず頭を撫でてしまう

EW「大丈夫だよ。僕はキミと仲良くなれて少し嬉しいと感じてるから。だから、元気出して」

そういうと嬉しそうに頷いた