#68 ページ18
翌日。
ビンが暮らすアパートに遊びに行くために、ミアを抱えて向かっていた。
「ミア。これから僕の友だちの猫に会いに行くんだけど、大丈夫かな？」
「ミャア」と小さく返事をする彼女。
返事なのかな？ 多分、理解してないと思う。
それでもいいかな。彼女に友だちがいた方が、楽しいかもしれないし。
ビンの家に着くと、「いらっしゃーい！」という彼の声と共に、足元に黒猫がいた。
「お邪魔します。その子が、ラキ？」
「うん！ お前のは？」
「ミアだよ」
「ミアヤ〜。美人さんだな〜」
ビンがミアに手を伸ばし、頭を撫でる。
怖がるかな、と思ったけどすんなりとその手を受け入れた。
部屋に入り、彼女を腕から下ろしてあげると、ラキがミアに近づく。
ラキはミアの周囲を回る。
興味があるのかな、と思えば彼はどこかへと行ってしまう。
その後を、彼女は追いかけた。
「早速仲良くなった感じかな？」
楽しそうなビン。
「そうかもね。仲良くしてくれるといいけど」
「俺たちのように仲良くなってほしいな〜」
「ははは。だね」
ラキがベランダに繋がる窓をカリカリ、と爪で引っ掻く。
どうやら外に出たいらしい。
「待っててね〜」とビンは窓を開ける。
「外に出して大丈夫なの？」
「大丈夫だよ。柵に網張ってるから飛び降りれないし」
彼の言う通り、飛び降りるのを防止しているのかベランダの柵から上に向かって網がかかっている。
そういえば、ミアはいつも部屋にいてばかりだった。
彼の言う通り、2匹はベランダに出て、利口にそこに座って日向ぼっこをしていた。
「可愛いな〜」とビンはにこにこ笑いながら、その様子を見ていた。
続く (更新停止中)
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とい - 続きが気になります!更新待ってます!がんばってください! (2020年5月29日 3時) (
レス) id: ba9a4e1846 (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - のんさん» コメントありがとうございます！返信遅れてすみません…更新頑張ります！ (2019年11月12日 15時) (レス) id: 74e7fa000c (このIDを非表示/違反報告)
のん - 続きが、楽しみです！更新 頑張ってください。 (2019年11月11日 0時) (レス) id: a8dfe83aa7 (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - みんみんさん» コメントありがとうございます！頑張って更新します^ ^ (2019年10月23日 6時) (レス) id: 74e7fa000c (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - 久々の更新嬉しいです。ありがとうございます！続きも楽しみにしています^^ (2019年10月23日 5時) (レス) id: 317c3bad17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子
| 作成日時：2018年11月22日 8時
