【ワンピース】麦わら帽子と小説家 (ページ39)

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「紅い線」ページ39

～Asaid～

貴『ルフィさん！』
私はすぐにルフィさんの方へいった
貴『全く、無理しすぎなん....！？ルフィさん！どうしよう、とりあえず広場へ連れていかないと』
ルフィさんは傷口が開き、真っ赤になっていた、私はルフィさんをおんぶして連れていった
貴『船医さん！ルフィさんが！』
船医さんにルフィさんを見せると皆の顔が青ざめた
チ「！？真っ赤じゃねぇか！...これじゃ血がたりねぇ！」
サ「あぁ、うちはルフィ意外F型いねぇもんなぁ」
と呑気(ﾉﾝｷ)に煙草(ﾀﾊﾞｺ)を吸いながら言うコックさん
チ「おーい！誰か！誰か血ぃ分けてくんねぇか！」
全「「........。」」
チ「そうだった、法律で人間に血分けたらいけないんだった」
ナ「そんな」
貴『...あの、船医さん』
チ「なんだ？」
貴『ルフィさんは、F型の何ですか？』
チ「F型のRH+だ」
貴『私の...私の血を使って下さい！私はF型のRH+です！』
チ「！そうか！じゃあ準備するから、ちょっと待っててくれ！」
貴『はい、わかりました』
チ「....よしっ！出来た！少し痛てぇぞ？」
貴『大丈夫です』
ゆっくり、ゆっくりと真っ赤な線が繋がっていく、細くて脆く、儚い真っ赤な線、でもそれが人一人の命を繋ぐ____________________
ル「ん...俺...あれ？A？」
貴『！？ルフィさん！』
私は抱きつきたい衝動を押さえて、涙を流す
貴『良かったです、生きててくれて、良かったぁ～』
チ「よしっ、もう外して大丈夫だな」
といって私とルフィさんに刺されていたチューブ(?)をとった、そして私はルフィさんに抱きついて泣いた........
ホ「くっくそ！“ヤブサメ”」
と最後の力を振り絞ったであろう渾身の一撃を繰り出し、ルフィさんに放った
貴『“水の銃(ｳｫｰﾀｰﾋﾟｽﾄﾙ)”』
といって異次元から銃をだし相手の技を打ち消した
貴『もう...恨まないで...“記憶消去(ﾛｽﾄﾒﾓﾘｰ)”』
ホ「？なんで俺は此処に？お前ら誰だ？」
ル「？お前何したんだ？」
貴『私達への恨みの記憶を消去、削除しました』
ル「お前すげぇな！」
貴『いいえ、ルフィさんほどではないですよ？.....それと』
ル「なんだ？」
貴『この状況をどうにかしてくれませんか？』
今の状況は先程まで私が抱きついていたが、技で銃を使ったため抱きついていない、ということは、今はルフィさんが私に抱きついている訳で.....
ル「？...！？あぁ、ごめん」
貴『いいえ、大丈夫ですよ』