忍術学園５年生には姫様がいます７ (ページ35)

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５年生の重大任務５ページ35

美春「ﾎﾞｿｯ)…行った様ね」

彩桜「ﾎﾞｿｯ)確かにこの道が最短だけど厄介なのも確実だわ」

利吉「ﾎﾞｿｯ)うまく見つからずに行ければ良いが」

美春「ﾎﾞｿｯ)私達も続きましょう」

５年生の様子を見ていた３人はボソボソとそう話ながら後を追ったのだった。

《…！止まって！》

全員《！？》

ーこの辺りのはずなんだがなぁ…

ーおいおいしっかりしろよ

ー組頭に怒られるぞ

ー俺だって早く曲者を見つけてぇんだよ

雷蔵《タソガレドキ？》

三郎《タソガレドキじゃあ無さそうだな…》

《あれはグレンドキの忍者みたいね…》

兵助《グレンドキ？》

勘右《初めて聞く城だね…》

ガサッ…

八左《やべっ》

全員『「(お前何してんだ！！)」』

忍者「そこにいるのは誰だ！！」

余程眠かったのか八左衛門が音を立ててしまい敵に気付かれてしまった。

三郎《どうすんだよ！》

雷蔵《わわっ！此方見てるよ！》

忍者「そこにいるのは分かっている！！
大人しく姿を表せ！！」

全員『「(ヤバイって(汗))」』

敵の忍者が鋭い目付きをしながら睨む中どうするか考えていた。

『…にゃあ～(=^ェ^=)』

全員「！？」

『にゃあ～』

忍者「何だ猫かよ…。
おいお前達、次の場所行って侵入者を探すぞ」

忍者達「はっ！」

Aの咄嗟の判断によって何とか乗りきれたのだった。