忍術学園５年生には姫様がいます７ (ページ20)

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鈴取り合戦ページ20

とある日の忍術学園。
いつも通りの日常だったが学園長の思い付きで上級生が巻き込まれていた。

時は遡り数刻前…

学園長「何か面白い事はないかのう…」

ヘムヘム「へっヘムゥ(略)まっまずい)」

学園長「フム…そうじゃ！思い付いたぞ！」

ヘムヘム「ヘムゥ！？(略)何ぃ！？)」

学園長「今から４年生vs５年生vs６年生で鈴取り合戦を行おう！！」

ヘムヘム「ヘムゥー！！(略)うわー！！)」

学園長の思い付きを間近で聞いてしまいヘムヘムは落ち込んでいたのだった。

学園長「何をしているんじゃヘムヘム！！
今すぐ松千代先生の所に行って放送をさせるのじゃ！！」

ヘムヘム「へっヘムゥ！(略)はっはい！)」

タタタ…

学園長の言葉にヘムヘムは急いで松千代先生の所に向かったのだった。

場所は代わり５年生長屋では…

『…今何か聞こえなかった？』

三郎「聞こえたか？」

雷蔵「えっ？分からなかった」

八左「Aの気のせいじゃないのか？」

『そうかなぁ…』

勘右「まあ何かあったら放送とか流れるんじゃない？」

兵助「きっとそうなのだ」

５年生達はそう話しながらのんびりとお茶を飲んでいる時だった。

ー４年生５年生６年生にお知らせいたします。
今すぐ校庭に集合して下さい。

『うわっ…放送だ…』

勘右「Aが聞いたの間違ってなかったみたいだね…」

兵助「呼ばれてみたいだし行くのだ」

全員『「…」』

放送が聞こえるとA達は盛大な溜め息を吐きながら行ったのだった。