忍術学園５年生には姫様がいます７ (ページ17)

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姫様の好きな人ページ17

？？「桜ノ宮先輩！」

？？「好きな人がいるって本当ですか！？」

『ブー！！←お茶を吹いた
何処からそんな話が出てきたのよ！？』

？？「くの一教室の方で噂になっているでしゅ！」

『えぇ…』

何故冒頭からこの様な会話になっているかと言うとくの一教室の３人組がいきなり彼女の部屋に押し寄せてきたからである。

ユキ「それで桜ノ宮先輩は好きな人がいるって本当ですか！？」

『…言わなきゃダメ？』

おシゲ「ダメでしゅ」

『…どうしても？』

トモミ「どうしてもです！」

『はぁ(呆)』

中々喰い下がらないくの一３人組にAは盛大な溜め息を吐いたのだった。

『悪いけど私に好きな人はいないよ(苦笑)』

ユキ「いないんですか！？」

おシゲ「可笑しいでしゅ。
くの一教室の方で噂になっているでしゅよ？」

トモミ「桜ノ宮先輩、本当の事を話してください」

『本当の事を話すにも何も私には好きな人なんかいないよ』

トモミ「残念～」

『じゃあ私は今から任務だから行くね？』

サッ…

Aはそれだけ言うとすぐに屋根裏から姿を消した(逃げた)のだった。

ユキ「桜ノ宮先輩はああ言ってたけど…」

トモミ「絶対に好きな人いるはずだわ！」

おシゲ「絶対に突き止めるでしゅよ！」

くの一３人組はメラメラした瞳でそう会話をしていたのだった。