6年生の任務7 ページ15
5年生達を無理矢理寝かせてから1週間後…
『…んっ(ここは…医務室?)』
??「やぁ、目が覚めたかい?」
『…』
未だ頭がボーッとしているのか目線だけ声がした方に向け黙っていた。
??「A?大丈夫?」
『善法寺先輩?』
伊作「うん、僕だよ?」
伊作だと分かるとAはホッとした顔付きになった。
『善法寺先輩は私達が寝てないって何処で知ったんですか?』
伊作「バレないとでも思ったのかい?
保健委員会の委員長を侮っちゃいけないよ(黒笑)」
『すみませんでした』
彼の黒い笑みに恐れたAは素直に謝ったのだった。
兵,八「…んっ」
『兵助?八左衛門?』
兵助「…A?」
八左「…ここは?」
伊作「医務室だよ(笑)」
『大丈夫?』
話し声で覚醒したのだろう、次に目を覚ましたのは委員長代理コンビだった。
兵助「1週間も…」
八左「俺達そんなに寝ていたんだな…」
『実は私もついさっき起きたばかりなんだ(苦笑)』
兵,八「ついさっき!?」
まさかの事実に委員長代理コンビは目を見開いて驚いていた。
勘,三,雷「…っ」
伊作「あっ、起きたみたいだね(笑)」
兵助「勘右衛門!」
『大丈夫?』
勘右「…兵助にA?」
八左「三郎、雷蔵大丈夫か?」
三郎「…八左衛門?」
雷蔵「…ここは?」
次々に目を覚まし出す5年生達を伊作は見守っていたのだった。
16人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:水色 | 作成日時:2020年8月18日 18時