食満留三郎の勘違い3 ページ39
『…いつまでそうしているつもりですか?』
留三郎「A…」
『同室の仲間が怪我をしていたりすれば誰でもそうなるのは当たり前です』
留三郎「本当に済まなかった…」
『もういいですよ(苦笑)』
Aはそれだけ言うと留三郎の横を通りすぎ長屋に戻っていったのだった。
『…さて、善法寺先輩の「?)A、いるかい?先輩?』
伊作「いきなりごめんね(苦笑)」
『何がですか?』
伊作「留三郎が早合点しちゃったみたいで」
『あぁ先程の事は気にしなくてもいいですよ?
でも、一体何があったんですか?』
伊作「実は忍術学園に曲者が現れてね。
「「桜色の髪をした姫は何処にいる!」っていきなり襲われたんだ」
『!?!?』
伊作「それでそんな子は知らないっていいながら応戦したら怪我を追わされて僕は僕で曲者に毒を刺したら屋根裏に逃げたんだ」
事実を聞いたAは青ざめた顔をしながらすみませんといきなり謝り始めた。
伊作「A?
いきなり謝り初めてどうしたんだい?」
『私の…私のせいで…危険な目に…』
伊作「えっ?一体何があったんだい?」
『…今から詳しく話せる訳ではありませんが大切なお話があります。
今すぐ食満先輩だけを呼んでください』
伊作「わっ…わかった」
彼女の言葉に伊作は急いで留三郎を呼びに行ったのだった。
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作者名:水色 | 作成日時:2020年5月12日 5時