は組の任務と寝不足2 ページ23
八左「…嘘だろ」
雷蔵「うわぁ…」
兵助「もしかして…」
勘右「今帰って来たのか?」
三郎「…なんつう不運だよ」
ギャーギャー騒いでいる3人を見ながら小さな声で話しているとAが視線に気がついたのか一瞬こっちを見た。
『…チッ(睨)』
勘右「…今舌打ちしなかった?」
三郎「寝不足の上に6は組が現在進行形で喧嘩中だからな」
6は組「(ギャーギャー!)」
『…』
余程眠いのかAは喧嘩をしている2人を置いて部屋に戻ろうとすると…
ガシッ…
『…あ?』
5年達「(Aの腕を掴んだ!?)」
伊作「…何処にいくつもりなのかな(笑)?」
『喧嘩なら6年生長屋でやってください。
5年生長屋でやられると物凄く迷惑です』パシッ
留三郎「A、俺達一様先輩だぞ?」
『だから何ですか?
先輩方の喧嘩に巻き込んで寝かせてくれないんですか(睨)』
笑顔の伊作と無表情の留三郎に睨むA。
見ていた5年生達は冷や汗をかいてい組の部屋に急遽避難した。
雷蔵「ボソッ)あれ大丈夫なの!?」
八左「ボソッ)たぶんヤバイぞ」
兵助「ボソッ)キレたAは怖いのだ」
勘右「ボソッ)止める準備しといた方がいいかもしれない」
三郎「ボソッ)お前ら頼んだ」
全員「ボソッ)逃げんなよ」
い組の部屋の障子ドアを少し空け様子を見ながらそう話しもう一度外を見ると意外な光景が広がっていたのだった。
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作者名:水色 | 作成日時:2020年5月12日 5時