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真夜中の任務２ ページ13
《…とにかく3手に分かれて行動しよう》
三郎《…何？》
《…何もやらないよりはましだ》
目を細める三郎に対してAも目を細め周りは少し焦りだした。
《兵助と勘右衛門は出来る限り火薬を沢山仕掛けて》
兵,勘《了解》
《双忍は見張り》
雷蔵《了解》
三郎《…あぁ》
《私と八左衛門はかなり危険だけど出来る限りの足止め》
八左《わかった》
《…行こう》
何処か変なAに疑問に思いながらも５年生達は中に入っていったのだった。
八左《…A》
《何？》
八左《何かあったのか？》
《何で？》
八左《気が付かないと思ったのか？》
《敵の動きが変わってるのよ》
八左《敵の動きが？》
《どういう訳か気配察知がしにくくなってて上手く把握が出来ない》
八左《！？》
Aからの矢羽音に目を見開きながら驚いたのだった。
三郎「(成る程、そういう事だったのか)」
雷蔵《三郎、動き出したよ》
三郎《よし、私達も動くぞ》
Aの矢羽音を聞いていた三郎は険しい顔をしていた事に納得がいくと動き出した。
勘右《兵助、準備は？》
兵助《火薬の設置は大丈夫なのだが…》ﾁﾗｯ
勘右《あっ、兵助も気がついた？》
ギシギシッ…バキッ！
？？「おわっ！」
『きゃあ！』
兵,勘「(八左衛門にA！？)」
屋根裏で誰かが戦闘しているのは気が付いていたが割れた板と供に落ちてきた人物に驚いて居たのだった。
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作者名：水色 | 作成日時：2020年5月12日 5時
