21話 兄の世界で知った事。 イルミside ページ25
俺は、何をした？
……思い出したくない。
A、アレは…
夢だよね？
『…此処は、どこ？』
ただ、真っ白な部屋。
『此処は俺の部屋だ。』
『！？』
イルミの後ろに気配無く現れたのは、Aに似た男。
…あ、もしかして。
『Aの兄。』
『あぁ、そうだ。まあ、あっちの世界に着くまで、まだ時間がある。少し話すか。』
『…分かった。』
イルミは、結人の横に座った。
『突然だが、お前をAのところに送ったのは俺だ。』
『…どうして、俺を？』
結人は一息つくと、また話し出した。
『Aと母さんの仲直りの理由を作るため、が一番。
二番にAが心を開くのは、Aが好きな奴じゃないと、ダメだったから。』
『……あぁ…何となく分かった。』
そんなこと、あった気がする。(7話 参照)
『…でもまさかAが、怪我するとは思わなかったけどな。』
『！ 俺、Aに…』
『別に、気にすんな。あのAが死ぬとは思えん。←
…それにAは、怒らないさ。お前にはな。』
『なんで、そんなことっ！』
『…おいおい、泣くなよ！(焦)』
『ないっ…泣いてない。』
溢れてくる。
涙が止まらない。
『……はぁ、イルミ。別に、永遠の別れじゃないんだぞ？
Aが、逢いたいって想えば逢える。俺がそういう細工をしといたからな。』
『………えっ？』
『だから、気長に待てばいい！』←
結人は自慢気に笑う。
『…そんなの先に言ってよ。この兄弟、馬鹿？馬鹿でしょ？』
『馬鹿ってなんだ！…んじゃ、そろそろ時間だ。
Aと、逢えたらいいな。』
『…うん、ありがとう。』
『けっ、じゃあな。』
イルミの視界が光りで溢れる。
そして、イルミは意識を失ったーーーーー
22話 これで終わりじゃあないんです！→←20話 君じゃなければ、ダメみたいだ。
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みのりんご - ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢おねがいします！逆トリップで！ (2014年1月16日 0時) (携帯から) (
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みのりんご - ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢おねがいします！逆トリップで！ (2014年1月16日 0時) (携帯から) (レス) id: cb571d0e64 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - ヒソカ落ちの逆トリ、甘甘で(｀・ω・´) (2014年1月12日 22時) (レス) id: e10a057d28 (このIDを非表示/違反報告)
Lal(プロフ) - ヒソカ落ちのシリアス！！ (2014年1月12日 20時) (レス) id: 5635a160d6 (このIDを非表示/違反報告)
I.N-7 - フェイ！ (2014年1月12日 16時) (レス) id: 0c34cd647a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナめ上 | 作成日時：2013年12月15日 22時
