暴露 ページ43
智side
薫子先輩から聞かされた話は、残酷だった。
でも、モヤモヤが無くなった…
俺を送り届けてくれた時、母ちゃんと父ちゃんに話しかけられた時、凄い苦笑いしていた…
「そんな事が…」
薫子「まだ、続きがあるの。2人は、たまに孤児院に行ってるの。先生に会うためなんですって…」
和「だから、あの時孤児院から出てきたのか」
潤「弟迎えに行った時？」
和「そう！」
そんな会話をしてると、悪寒を感じた
「ｯ!?な、なんだ？」
和「どうしたんですか？」
「な、なんか、悪寒がした」
潤「風邪ですか？」
「いや、違うと思う」
その理由は…直ぐに分かった…
↓理由…翔side
まさか、彼奴が暴露するなんてな…
雅紀も俺も驚愕だよ
しかも、聞かれたくない3人に聞かれた
「マジで、なんなの？彼奴」
雅「信じらんない」
「取り敢えず…殺りに行こう」
雅「賛成」
体育館の扉を開け、先輩たちの元へ向かう。
彼奴の顔は、何だか嬉しそう
ガラガラガラ…
智「しょ、翔君！」
和「まーくん！」
潤「2人揃って…」
「おい、薫子。お前、何言ったのか分かってんのか？」
雅「俺等が隠しておきたい事をよく平然と暴露できるなぁ？」
「お前、そんなに殺られてぇの？」
普通の口調で、問いかける。
彼奴は、「ごめんなさい」と謝ってくるがもう遅い
雅「殴られるのと蹴られるのどっちがいい？」
「両方の方がいいよな？」
青ざめてがくがくと震えてる…
同情する価値もねぇ
「お前が仕掛けてきたことだ」
雅「責任を取れ」
智「ま、雅紀っ！そこまでしなくても」
和「翔さん！誰にも言わないから」
潤「脅しにも使わない！」
智「だから、その辺で…」
「は？てめぇらに関係ねぇだろ？」
もう隠す必要なんてない。バレたんじゃ、仕方ねぇ
女には基本手を挙げねぇが…売られた喧嘩なら別だ
雅「殺られる覚悟…出来てんだろ？」
「なぁ？」
雅翔「立花薫子先輩？」
先輩達と彼奴は顔色が悪くなった。
薫「すいませんでした！許して下さい！」
雅「喧嘩売ったのはそっち。立場わかってる？」
「お前さ、昔約束したよな？その話は口外しないって」
雅「破ったんだ？じゃ、仕方なくね？」
「覚悟しろや…」
そこから、俺と雅紀は徹底的に殺った。
飽きたからやめたら、顔が腫れ上がりまるで別人
「良いザマだなぁ？」
雅「先輩たちも…こうなりますか？」
「もし、口外したらの話ですけどね」
終始顔が真っ青な3人。
そりゃ怖いだろうな。
笑いながら人を殴る俺らの事
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作者名：シュガーsweet | 作成日時：2020年12月22日 23時
