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翔side
雅紀のおかげで散々だ…w
うちの学校最上階…
そして、呪われた階
「キッツ…」
雅「鍵も閉めてるし…大丈夫でしょう」
「勘弁して欲しいよな〜あの人達も」
雅「見つかったら？」
「飛び降り」
雅「はぁ〜怖っw」
「雅紀、静かに…」
「こっちか？」「どこいった？」「まーくん？」
「翔さん！」「どこも鍵しまってるからなぁ」
雅「追いかけてきてるし…」
「来れねぇよ、この部屋には」
雅「死者の部屋だもんね」
「ここだ！」「大野さん！そこはっ！」
「入った者は呪われる部屋！」「有り得ないよ！」
「ここに違いない！」「翔君！居るよね？」
雅「バレたねw」
「何でかなぁ〜w」
「声がする！」「ここに間違いない！」
「翔君！雅紀！」「ここ、出よ？」
ドンドンドンドンドン！
あ〜うるせぇ
雅「開けるよ？」
「あぁ、仕方ねぇよな」
ｶﾞﾁｬﾝｯ
智「翔君！雅紀！」
和「まーくん！」
潤「翔さん！」
雅「うるせぇっすよ。俺と翔は、聴覚が人より良いんすよ。そんなデケェ声出されたら、頭痛くなります。」
実際頭痛い。
「ごめん、頭いてぇ…」
雅「肩貸そうか？」
「貸して…」
雅「静かにしてくれますか？」
智「ごめん…」
和「翔さん…これ、俺からです」
潤「俺も…これ」
そう言ってくれたのは…ブレスレットと大量の玩具が入った袋
「玩具？なんで？」
和「俺、弟迎えに行ってる時見たんです…翔さんが孤児院(施設)から出てくるの…」
あぁ、バレたんだな。早かったな
和「幾らか寄付してんだろうなって思って…弟が使わなくなった玩具ですけど…」
あ、そういう事！？
「ありがと、助かるよ。潤も、ありがとう。かっこいいブレスレットだな」
雅「俺があげたのと合いそうだね」
「そうだな」
雅「先輩、隠れて絵を描くの辞めてもらっていいですか？」
「え、書いてた？」
智「好きな人の顔は描きたくなるものよ」
サラッと爆弾発言w
この人達おもしれぇ
智「翔君、その笑顔凄くいいよ！カッコイイ」
「そうですか？ありがとございますw」
雅「バスケの事言う？」
「あ、そうだね。先輩、バスケ部の事ですけど」
智「やめさせないよ？」
「辞めませんよwこんなに面白くて執拗い先輩が居るんすから」
雅「さり気なくディスってる」
「大会も出ますよ」
智「翔君！雅紀！もう、本当に好きだ！」
「好きだ」と言い…抱き着かれた…
今までに味わったことのない誕生日だったな
「先輩、和、潤、雅紀…祝ってくれてありがと」
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作者名：シュガーsweet | 作成日時：2020年12月22日 23時
