赤さんと青さんの恋物語 (ページ36)

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お、久しぶりページ36

雅紀side

意図も簡単に倒していく翔。
こっちから見ても気がつく。
あいつら初心者だな。
よく喧嘩売ったもんだ。
翔は…手加減してるw偉いわァ～
よく見ると、軽く平手打ちするか、足をかけて転ばせてるだけ

和「まーくん…あの放送の事だけど…」
潤「まずいよ…薫子先輩の取り巻き達が怒ってるんだ」
智「止めないと」

なんか、焦ってる3人…
あぁ、成程、コイツらは時間と翔の体力を減らす為…
分かってないなぁ…俺と、翔は底知れぬ体力馬鹿なんだよ。
とか思ってる間に喧嘩は終わった。

翔「雅紀～終わったよ。多分、もうすぐ薫の仲間くるわ、降りてきてくんね？」

やっぱり、翔の感覚は侮れない

「おっけーい」

俺が降りて数分後、上がってきたのは、取り巻き達
上で先輩達はビビってる。
そりゃな、日本人じゃないのが居ると普通はビビるわなw
でも、見た感じ、コイツはビビらせるための道具に過ぎない、喧嘩とは無縁だな。
他の連中は、そこそこ喧嘩してきたけど、弱すぎて相手にならなかったって感じの奴ら

「殺りましょうか。時間がもったいないんで」
翔「だな。来いよ、先輩」

そこからは早かったよ。と言うか…殴ってもない、寸止めするだけで…気絶

智「終わった？大丈夫なの？」
和「怪我、してないですか？」

「あぁ、大丈夫だよ」
翔「あ、ラスボスがお出ましだ」
「まじ？」
翔「あぁ、来るぜ」

…ガチャ…

あぁ、久しぶりに見たよ、貴方のその泣きそうな顔

智「か、薫子先輩！お、お疲れ様です！」

先輩は、深々と頭を下げた。
でも、薫は泣きそうな顔のまま、俺と、翔を見た。
そして、俺達に抱きつき号泣した。

薫「ご無沙汰してます！翔様、雅紀様！」

周りは勿論、取り巻き達もあんぐり
俺たちを狂犬様！とかいう奴は居るけど
翔様、雅紀様と言うやつは…コイツくらいしか居ない

翔「久しぶりだな」
「元気だったか？」

親戚のおじさん感がある挨拶w
そして、新事実。
俺たちの2個上だった事。

翔「おい、頭脳トップの件だが。俺がトップで良いな？」
「言い方よw」
翔「良いんだな？」

その言葉に首が取れるんじゃないかと言うくらい頷く

怪童高校…新時代の幕開けだ。

昔の決まりなんて、全て無くす。

強い奴が支配するなら…俺たちが支配する

みんなが平等に生活をする。

虐め等は俺ら次第。

後輩は先輩に敬語。

先輩は後輩にタメ口。

これが翔の決めた事。
俺らとしちゃ当然なんだけど。
これからどうなるかなw