翔の家 ページ4
翔side
「あ〜！疲れたぁー！」
雅「いや、何よあの、怯えた表情w」
「ナイスアイデアだろ？」
雅「笑い堪えるのに必死だわ！」
「あいつ、潰すか？」
雅「ダメダメwまずは、いい子ぶらなきゃw」
「じゃ、誰かが俺らに喧嘩売ったら…戻るかw」
雅「それがいい！」
「あ、後。いい子ちゃんぶって、喧嘩止めに行って…フルボッコにするとかは？」
雅「何それ！楽しそー！」
雅紀の喧嘩は…運動。
つまり、喧嘩イコール運動。
動いたら動いただけ、スイーツ食べるw
俺の作ったスイーツ限定ね。
雅「翔〜。今日の晩御飯何？」
「お前が来ると思って…昨日から準備してました〜」
雅「え〜！なになに！」
「唐揚げと、餃子、あとは、俺の作ったデザート」
雅「え〜！ちょー最高！食べたい！」
「じゃ、手伝え？」
雅「手伝う手伝う！」
うちの家は3LDK
以外にでかい。
しかも、購入してる家だから、家賃等なしw
最高だろ？施設の人が入学祝いに買ってくれた。
金持ちだよなぁ〜
雅紀の家は2LDKの平屋
あいつの家も施設の人が買ってくれた。
雅「翔〜餃子できたー」
「唐揚げもう少しだから」
雅「はーやーくー！」
「はい、揚がった。よし、食うか！」
雅「よっしゃ！いただきまーす！」
「はい、どうぞ」
うめぇうめぇ言って食ってくれる雅紀。
作りがいがあるわw
俺と似たような境遇に置かれた雅紀。
そして、俺と同じ様に施設に来た。
ずっと俺のそばに居て、何やるのも一緒。本当の兄弟みたいな感じ。
虐待受けてたけど…喧嘩は俺と同じくらい強い…
弱い人を助けたいって目付きだけは昔から変わらない
雅「ごちそー様でした！」
「お粗末さまです」
雅「デザートは！なに？」
「ブラウニー」
雅「シャワー浴びてくる！」
「行ってこい」
↓デザート
雅「もう、本当に翔の手料理最高！チョー美味い！」
「んはは。そりゃ良かった」
雅「明日さ、大野先輩話しかけてくるよね？」
「そーだな。でも、その前にあの子達から金巻き上げないと」
雅「忘れてた！」
「女はイケメンに弱いからなw」
雅「馬鹿な女だよねぇ〜」
「本当だよなぁ〜」
こーやってバカ言い合える関係が最高に楽しい
雅「ねぇ、俺思ったけどさ」
「なんだよ改まって」
雅「俺ら、双子みたいじゃない？」
「性格似てるもんなw」
雅「翔の事兄貴みたいに慕ってるし、この家では、翔が兄貴だ！」
「誕生日的に言ったらお前が兄だけどな？」
雅「そーだけど！翔が兄貴の方がいい！」
「そーかよw」
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作者名：シュガーsweet | 作成日時：2020年12月22日 23時
