嘘 ページ14
翔side
不審者(大野智)が嘘を言ってるのは雅紀でも分かったようだ。脅されたか、自分からか…どちらでもいい
雅「嘘だろ？それ。分からないとでも思った？あ、それとも〜3年達に頼まれたの？家を炙り出せって…っで、俺の家に辿り着いた。違う？」
正解のようだな。目が泳いでる。
「不審者。3年連れてこいや。お前は、俺らに嘘を付いた。殺される覚悟できてんだろうな？」
雅「オラッ、早く連れてこいよっ！」
「雅紀、手荒は後でな。」
雅「んふふ。運動だ♪」
走って行く姿を見て、あっちの方向は倉庫…
ってか、足速いのなw
「どう思う？」
雅「脅されてるね」
「厄介かもな」
雅「俺ちょっと追いかけてみるよ」
「頼んだ。」
そう言って、屋根を蔦りながら走っていく…
数分後通知が来た。
ピロリン♪
雅『妹さん？を人質に取られてる。その近くにはクズ教師。翔、来れる？場所は…ココ』
ほ〜…人質…ね。
↓到着
「雅紀(ﾎﾞｿｯ)」
雅「あれ…」
「あれか…しかも、痛め付けられてんじゃん」
雅「隠してるんだろうね」
「って考えると…悪ぃ事したな」
雅「助けよっか」
「じゃ、変装だな」
変装…俺は赤のパーカー
雅紀は緑のパーカー
フードを深く被り、ピアスをつけ、黒マスクをする。
↓倉庫
3年「さっさと吐けや！」
妹「智にぃ！」
智「大丈夫だからね、」
妹「もう辞めて！智にぃを傷付けないで！」
3年「うるせぇ！黙れ！」
パンっ
妹「痛ｯ!」
智「妹に手を出すな！」
3年「じゃ、さっさと吐けや！」
女に手を上げるかね…
雅「限界」
「了解w」
雅「お探しの人は…見つかったかな？」
「女の子に手を上げるなんて…非道だな」
3年「ここが何処だか分かってんだろうな！たった2人で。何が出来るw」
「たった2人…されど2人。」
雅「倒れてる方…願いを聞こう。どうしたい？」
智「願い…助けて、妹を…助けて下さい…」
3年「黙れ！」
智「ｳｯ…ｹﾎｹﾎ」
「その願い…聞き入れよう。」
雅「さぁ、始めようか。」
キャラじゃないのなんてわかってる。
俺等にも、兄弟いるから…重ねると辛い。
3年共「行くぞゴラァ〜！」
人数で言えば圧倒的不利。
雅「まだ、殺れんだろっ！」
「これで終わりなんて…言わないでよ？」
雅翔「…だって、まだ…立ってんだから」
智「ｸｯ…大丈夫か？にぃちゃんのせいで…ごめんな」
妹「にぃ…怪我大丈夫？」
智「大丈夫だよ。痛かったな…」
3年「ﾝﾉﾔﾛｩ!」
智「ｳｯ…離せっ」
妹「にぃに！」
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作者名：シュガーsweet | 作成日時：2020年12月22日 23時
