交換ノート ページ5
ふぅ…なんかさっきのだけで今日のエネルギーを使い果たした気がする…
泣きたい…
おばあちゃん、すみませんでした…
涙をこらえていつものように社員証のバーコードをかざしていつものように会社に入る。
するといつものようにキャーキャー黄色い声が聞こえる。
OL「キャー！来たわよ！おトイレから帰ってきたのね！」
OL「みんな！準備はいい？」
OLたち「潤様ー！」
OL「おトイレはどうでしたかぁ？♥」
OL「おトイレの後なのでお茶持ってきました」
潤「あー、うん。でも俺水しか飲まないんだ。」
OL「じゃあ今度からお水もって参ります♥」
またやってるの…？そんなに松本さんに群がってると私通れません…
松本さんは社内一モテる。イケメンだからファンクラブとかもあるみたいだけど…
松本さんに群がるOLたちをかき分けて自分のデスクまで行くことができた。
あっ、ノートがある…！ということは、、
雅紀「Aちゃんっ」
A「やっぱり…！」
この人は相葉さん。まぁ、秘密なんだけど交換ノートをしてます…。相葉さんはストーム宅配便の宅配員さんで、会社に宅配しに来るときはいつも私のデスクにのーを置いていってくれるの。
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雅紀「おはようございますっ！」
A「宅配ですか…？」
雅紀「ふぇ？」
A「たっ！宅配ですか？」
雅紀「はいっ！」
A「じゃあここにサインを…」
雅紀「すいません、俺耳遠くなったのかな？聞こえにくいので大きく話してもらえますか？」
A「サインっ！をっ！…」
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当時私は事務を担当していて、もちろん大きい声で話すことなど。。そんな私の声をしっかり聞こうとしてくれたのが相葉さん。だいたい週４くらいのペースで来てるんだけど、結構親しくなっていった…のかな？
雅紀「なんか久しぶりだねー！会いたかったからノートいっぱい書いちゃったよー」
A「ふふふ。私もいっぱい書いちゃうよっ？」
相葉さんなら楽に話せる。
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作者名：ニノちゃん依存症っ神ヒコーキ | 作成日時：2017年1月28日 1時
