紅一点と我慢 ページ10
深澤side
今日はSnow Manでのレッスン日
岩本「じゃあ、休憩！」
照の掛け声で各自休憩に入ろうとした
その時…
ラウ「Aちゃん！？」
ラウールの叫び声に振り返ると
目の前でAが倒れていた
深澤「おい…！A！しっかりしろ！」
宮舘「熱いな…、熱あるかも。」
阿部「取り敢えず、医務室行こ。」
岩本「俺運ぶわ。」
そう言って照がAを抱え
俺も付き添いで行くことになった
ラウ「Aちゃん、大丈夫だよね…？」
ラウールが今にも泣きそうな顔で聞いてきた
目黒「ラウール、Aなら大丈夫。」
医務室で体温を測ると38.8℃の高熱
今は少し落ち着いてベットで寝てる
岩本「ったく…何で無理すんだよ…」
照の顔は心配に満ちた怒りの顔。
深澤「照、説教は今度な。」
岩本「わかってるよ…、」
そう。照や俺がこんな感じなのは
今回が初めてだからじゃない。
実は、Aは大学受験の時にも
熱があるのに舞台に立って
悪化して入院したことがあった。
その時は照を含め俺や他のメンバーにも
怒られてたA。
それ以来はしんどい時は言ってくれたり
ちゃんと休養も取ってたんだけど…、
深澤「何で言ってくんなかったの…。」
『ん…』
岩本「A、分かるか？」
『照……ふっか。』
岩本「A、俺が言いたいことわかるよな？」
『………』
深澤「黙ってたらわかんないでしょ。」
岩本「俺、ずっと言ってたよな？
体調悪いなら言えって。」
『(頷く)』
岩本「何で言わないんだよ、」
『だって…皆に迷惑…』
岩本「倒れて心配かける方が迷惑だよ。」
『…っ、』
照に言われ目に涙を浮かべるA
深澤「照、落ち着け。
……A？何で言わなかったの？」
『だって……皆が甘やかしてるって、』
『私、ずっと頑張ってきた。
自分がこの道に進むって決めてた時から…。
仕事に甘えなんかしちゃ駄目って…、
でも、でもっ…』
そのままAは泣きだしてしまった
そんなAを優しく抱きしめたのは…照だった
岩本「…あのな、A。
Aは十分頑張ってる。その努力は皆が知ってる
だから、もっと頼ってよ。」
岩本「Aのことは絶対に守るから…」
『っ…照…』
この時、改めてAを俺達9人で
守らないといけない存在だと思った…
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ゆら - めめにドキドキされちゃうっていうお話が見たいんです…！ (2020年1月19日 22時) (
レス) id: 006380ee8b (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2020年1月9日 13時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫 雨 | 作成日時：2020年1月8日 3時
