39話 ページ41
向井side
頭が真っ白になった。
Aの言葉を理解するのを拒むように
頭が動かなかった。
向井「…A、冗談きついわ。」
やっと言葉が出たと思ったら
こんなしょうもない事しかゆえんくて。
深澤「康二…！何言ってんだよ、」
向井「何でや…、
何で俺らに何も相談してくれんかったん…
久々に会えたと思ったら末期癌って…、
こんなん…流石に笑えんわ。」
『ごめん……、康二…皆も。』
向井「謝るんやったら…最初から頼ってや。
俺、ずっとゆってたやん。
隠し事は無しやでって…。」
向井「…信じてなかったん？俺らのこと、」
深澤「康二！」
ふっかさんの声で自分の失言に気づく。
向井「あっ…Aごめっ、…俺、そんなつもり…」
『…ええよ、わかってるから。
康二、皆…ほんまにごめんな、…。』
そこまでゆって、突然Aが口元に手を当てた。
阿部「A…？」
『…ｳｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…ｯ…』
白いシーツの上に突如現れた赤い液体…
それはAの手から溢れ垂れていて…
岩本「おい、！A！」
佐久間「しっかりしろ！」
慌ててだてさんがナースコールを押す。
その間にも、Aの身体は傾きベットへ倒れ
口の端から線を引いて血が垂れていて…
―ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
医師「遠山さん！」
すぐにお医者さん達が駆けつけ
俺らはすぐに部屋の外に出された。
Aはベットごと処置室に運ばれ
俺らは外の椅子に座って待つことしかできなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 360人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - SnowMan大好きです最高です (2020年5月25日 11時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 読みながら感動してます！涙がダラダラです。泣続きも楽しみにしてます！ (2020年5月7日 11時) (レス) id: 280b3c9abe (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 読みながら感動してます！涙もダラダラです。泣続きも楽しみにしてます！ (2020年5月7日 11時) (レス) id: 280b3c9abe (このIDを非表示/違反報告)
バチスタファン - はじめまして！最初の9つの話を読んだだけでもう泣きそうです(泣)更新楽しみに待ってます！ (2020年3月22日 23時) (レス) id: 6aac85beb1 (このIDを非表示/違反報告)
みなも(プロフ) - めっちゃこの作品好きです！ちょくちょく出てくる9人って10人の間違いじゃないですか…？ (2020年3月19日 21時) (レス) id: 091cd48b99 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫 雨 | 作成日時：2020年3月12日 4時
