30ー白雪の思い ページ31
白雪side
白雪「失礼します！」
事情を聞いた私はAさんの所へ駆けつけた
A「来て頂いてありがとう。…ゼン達は？」
白雪「外に出てもらいました。少し苦労しましたが…。」
A「…なら良かった。
さっそくなのだけど薬を調合したいの。
量が必要になるから、手伝って下さる？」
白雪「もう薬の種類が分かったんですか！？」
A「ええ。」
この人は本当に凄い人だ。
だいぶ前、イザナ殿下に言われたことがよみがえる
「赤髪の娘を異国から城に招き入れ喜んでいる、くだらない王子の出来上がりだ」
Aさんは、王女という形でイザナ殿下やゼンの横に前を向いて、たてる人
でも、それだけじゃない
「私、赤好きよ。運命の色ですもの」
「書物に名を残され、崇められるために行動していたわけじゃないもの」
とても暖かくて真っ直ぐで、でもとてもかっこよくて。
Aさんは、王女という形よりも大きな物をもっている
…私は、ゼンの傍にいて良いのだろうか？
A「…どうかしましたの？ぼーっとしていますわ。」
白雪「！い、いえ。是非お手伝いさせて下さい！」
A「…ありがとう」
今は、私に出来る必要なことをしよう
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菅原キリカ(プロフ) - はじめまして！！菅原キリカです！気になって読んでみたんですが、とっても面白いですね！ (2016年5月16日 18時) (
レス) id: 57dc98d88b (このIDを非表示/違反報告)
ルル - あれは最終回なんですか？ (2016年4月24日 13時) (レス) id: beba233703 (このIDを非表示/違反報告)
よつば - 涙兎さん、ありがとうございます！(・_・、)がんばります！ (2016年4月8日 3時) (レス) id: ac6f3abf69 (このIDを非表示/違反報告)
涙兎 - 続きがとっても気になります！ホント、頑張ってくださいね(´`* (2016年4月8日 1時) (レス) id: d0811afb32 (このIDを非表示/違反報告)
よつば - すいません、今気づきました。題名が陛下になっていましたね。 (2016年4月5日 17時) (レス) id: ac6f3abf69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よつば | 作成日時：2016年4月2日 23時
